早朝の斑鳩の里。聖徳太子を偲ぶ世界遺産・法隆寺を散策する☆関西周遊旅行記⑬【2020.9.19】
テーマ:Domestic trip※【関西周遊旅行記⑫】の続きになります。
この旅6日目となる9月19日(土)、朝食後にホテルをチェックアウトし、JR奈良駅へ。この日も天候に恵まれました。
奈良駅から大和路線に乗り、やって来たのは法隆寺駅。そう、あの法隆寺の最寄駅です。
結構寂しい(苦笑)法隆寺駅前。最寄駅とは言っても、直線距離で1km以上あるからでしょうか。
それでも朝の散歩はいい気分。駅のコインロッカーにキャリーバッグを預けて、法隆寺までの道を歩いて行きます。
そして法隆寺駅から歩くこと約20分、法隆寺 の南大門へやって来ました!
向こうに見える中門と五重塔に早速テンションが上がります!ここ法隆寺へ来るのも高校の修学旅行以来なのです。
青空に映える「中門」と「五重塔」。素晴らしい光景を目の前にして、しばし感激してました。
中門には世界最古(8世紀頃)の金剛力士像が立ちます。
先ほどの写真が「吽形(うんぎょう)」で、こちらが「阿形(あぎょう)」。貫禄がありますね。
中門の前には「日本最初の世界文化遺産」と刻まれた石碑がありました。
拝観料を払って「西院伽藍」へ足を踏み入れました。まだ早朝ということもあり、静かな雰囲気がたまりません。
足元を見ると、まだ誰もこの上を歩いていないのがよくわかります。
法隆寺と言えば…の 五重塔 と 金堂 。この光景をぼーっと眺めているのが心地良かったです。
国宝に指定されている金堂。
その金堂と五重塔の並びはどこから見てもホントに見事で、色んな角度から写真を撮りたくなります。
有名な五重塔は木造としては現存世界最古のもの。もちろんこちらも国宝です。
こちらは大講堂。990年(正暦元)に再建されたものになるとか。
ちなみに法隆寺と言えば聖徳太子が建てたものとして有名ですが、聖徳太子が建てた法隆寺は全焼し、現在の法隆寺は聖徳太子の死後に再建されたもの。それでも現存する世界最古の木造建築群であることに変わりはありません。
大講堂の内部も見学。薬師三尊像と四天王像を拝観することができました。
たくさん撮った金堂と五重塔の写真ですが、この角度からが1番好みかも。ホントに素晴らしい眺めです。
大講堂の前から。真ん中に立つのは銅灯籠。
別角度からの金堂。よく見ると何やら柱のようなものが見えますが…
柱には龍が巻き付いていました。これは飛鳥時代のものではなく、もっと後の時代に足されたもののようですね。
それにしてもホントにいい天気。旅先で天気がいいと、より気分もよくなりますよね~
中門を内側から。当時はここが正面入口でしたが、現在は使われておらず別の入口から入るようになってます。
これで西院伽藍の散策は一通り終了。平日の早朝ということもあってか人の姿も少なく、静かな雰囲気の中でたっぷりと堪能することができました☆
こちらは「聖霊院」。鎌倉時代に建立された、聖徳太子を祀る堂になるそうです。
そしてこちらが国宝などが収められた「大宝蔵院」。江戸川乱歩の小説が好きなので、国宝の「玉虫厨子」を観た時にこれが黄金仮面が盗んだものかと感激したのでした(笑)
ここからは「東院伽藍」へ。西院伽藍からは歩いて数分のところになります。
西院伽藍の回廊。青空に映える姿がいいですね。
そしてこの回廊の中心にあるのが、有名な 夢殿 。739年(天平11)頃の創建になるそうです。
八角形の形が見事な夢殿。こちらももちろん国宝です。
夢殿から舎利殿を眺めます。
こちらは回廊の外にある鐘楼。鎌倉時代の建築になるんですね。
こちらも国宝の「東大門」。ここから西院伽藍の方へ戻ります。しかし車が邪魔ですね(苦笑)
こちらは「三経院」。鎌倉時代に建てられたものとか。
…ということで、これで法隆寺の散策を終了。さすがに人生経験を積んだからか(笑)、高校生の頃よりは深く法隆寺のことを理解することができたように思います。
そしてこれで今回の奈良県の散策は終了。ここまで滋賀県→京都府→奈良県と移動してきましたが、このあとはこの旅4つ目の都道府県となる和歌山県を目指します☆
※【関西周遊旅行記⑭】に続きます。
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