地元で人気の牛肉湯の朝食から朝の神農街と市場を散歩する☆嘉義/台南旅行記④【2018.12.9】 | しろ☆くろ

地元で人気の牛肉湯の朝食から朝の神農街と市場を散歩する☆嘉義/台南旅行記④【2018.12.9】

【嘉義/台南旅行記③】の続きになります。

 

台南2日目となる12月9日(日)、いつものように朝6時に目が覚めましたが、前日に早くからベッドに横になっていたこともあって体力もすっかり回復!この日は朝から街に出掛ける予定にしてました。

 

 

 

ホテルの朝食券はもらってましたが、やはり街中の美味しい朝食のお店に向かうことにします。ロビーの奥では朝7時台にも関わらず、テトリスをやってるおばちゃんがいました(笑)

 

 

 

それにしてもたっぷり寝て昨日の疲れがすっかり取れました。やっぱり睡眠は大切ですね~

 

 

 

台南駅前のロータリーから西へまっすぐに延びる「成功路」を歩いて行きます。日曜日の朝ということで交通量もほとんどなく、気分のいい朝の散歩のスタートです。

 

 

 

途中で壁画を見つけましたが、巨大蛸と象、コンセプトがわかりませんでした(苦笑)

 

 

 

まず立ち寄ったのは、台南のシンボルとも言うべき「赤崁楼(チィカンロウ)」。開門時間がガイドブックによって8時と書いてあったり8時30分と書いてあったりしたので確認に来たのですが、8時30分でした。このあとまた開門時間に合わせて戻って来ることになります。

 

 

 

そしてこの赤崁楼を過ぎてすぐのところにあるのが、こちらの 石精臼牛肉湯 というお店!こちらは何と深夜1:00から朝にかけて営業している地元で大人気のお店だそうです。

 

 

 

席に腰掛けてメニューを見ると手書きでした。しかしこのあと店員さんが料理の写真を持ってきてくれたので、指差しで牛肉湯と肉燥飯をオーダー。

 

 

 

まずは「肉燥飯」。こちらは煮込んだ豚肉のそぼろが乗ったご飯ですが、そぼろというようりは細かく切った角煮という印象。甘辛く柔らかい豚肉が最高でした♪

 

 

 

そしてこちらが来店したほぼ全ての人がオーダーするという「牛肉湯」!文字通り牛肉のスープで、レアに煮込まれた牛肉が特徴ですね!

 

 

 

この牛肉には全く脂分がなく超さっぱりで、それがゴロゴロと入ってます。これを生姜の入った特製のタレに漬けるとホントに絶品で、最高の朝食になりました!早起きして来てよかった♪

 

 

 

気分をよくして次の目的地へと向かいます。

 

 

 

すると何とも雰囲気のいい通りが見えてきました☆

 

 

 

こちらは 神農街 と呼ばれる通りで、清の時代や日本統治時代の建築が多く残っているそうです。

 

 

 

こちらは何と1830年に建立された「金華府」という小さな廟。

 

 

 

この辺りは昔は商人の町だったそうです。ちなみに空き家みたいな雰囲気ですが、中はリノベーションされてカフェや雑貨店になってるとか。午後に開店するお店が多いようなので、まだ朝の時間は人通りもほとんどなくひっそりしてました。

 

 

 

通りの長さは200-300m程しかないので、ゆっくり歩いていてもあっという間です。

 

 

 

実はこの神農街は夜になるとたくさんの提灯が点って夜景も綺麗だとか。

 

 

 

最初に他の通りと交わるところまで来ました。通りを渡った先にも、もうちょっとだけ神農街が続いてます。

 

 

 

最初は猫だと思っていたら、よく見たら豚でした(笑)

 

 

 

ここが神農街の突き当たり。こちらは「全台開基築王廟」といい、1685年に建立された台湾で最古の薬廟になるそうです。

 

 

 

この時代の台湾は清の時代だっただけに、大陸の影響を受けてるのがよくわかりますよね。

 

 

 

そして神農街からすぐのところに、何やらハリボテの廟がありました。

 

 

 

こちらが本来の場所だったようで、張り紙があったのですが、(読み間違ってなければ)2016年2月に起こった台湾南部地震により被害を受け、建て替え(or補強)の工事を行っているようです。その日はちょうど石垣島でニュースを知ったのですが、16階建てのビルが倒れたのを映像で見て驚いた記憶があります。

 

 

 

こちら壁がなくってますが、どうしたんでしょうか!?

 

 

 

鉄腕アトムに見えますが、ちょっと違うかも?

 

 

 

工事中の壁面にあった、飛び出すサメのアート。知らずに歩いていてふと気付いたら怖そうです。

 

 

 

神農街周辺の散策を終えて大通りを渡ると、「水仙宮市場」という文字が見えました。

 

 

 

やはり朝といえば市場!せっかくなので中をのぞいてみようと思います☆

 

 

 

中は区画が綺麗に仕切られていて、お店の人も忙しそうに働いており活気がありました。何か買うわけではないのですが、こういう雰囲気を見て歩くのは好きです。

 

 

 

魚屋さん。並んでいるのはカラスミかな?

 

 

 

肉屋さん。豪快ですね~

 

 

 

そしてこの市場の中に「水仙宮」があります。というよりは水仙宮が先にできて、そのあとに市場ができたのだと思いますが(笑)

 

 

 

そして水仙宮市場を出るとまた別の市場。こちらは「永楽市場」と呼ばれているそうです。先ほどの水仙宮市場の方は食材のお店ばかりでしたが、こちらの永楽市場にはたくさんの飲食店が並んでました。

 

 

 

そしてその中に 富盛号 という人気店があります。こちらの「碗粿(ワーグイ)」という料理が絶品というのを調べていたので、せっかくなので入ってみます♪

 

 

 

こちらがその 碗粿 (ワーグイ)!直径10cm位の小さな茶碗で出てきますが、ワーグイというのはお米をすりつぶして蒸し上げた茶碗蒸しのような台湾料理。台南では古くから愛される料理だそうです。

 

 

 

断面の写真を撮ってみました(食べかけですみません)。中には豚肉やエビやしいたけなどが入っており、とろみのある甘辛いタレがかかってます。恐らく日本では食べれない料理で初めて食べましたが、普通に美味しかったです♪

 

 

 

久しぶりに朝食を2軒はしごしましたが(笑)、台湾の「小吃(シャオチー)」と呼ばれるちょっとした量の料理は、日本と比較すると量がとにかく少ないので、食べ歩きしやすいんですよね~

 

 

 

何やらコミカルな壁画がありました。

 

 

 

…と思ったら、隣にはかなりアートな壁画がありました。昨年行った台中の彩虹眷村が代表的ですが(旅行記)、台湾では壁画アートをよく見る気がしました。

 

 

 

朝食をいただいた「石精臼牛肉湯」の前まで戻って来たら、何ともう閉店の片付け中。スープが無くなり次第終了とは知ってましたが、まだ8時30分になろうかというところなのに恐るべし!のんびり起きて今頃来てたらあの美味しい牛肉湯にはありつけなかったんですね(苦笑)

 

 

 

…ということで、ちょうど開門時間の8時半になったところで赤崁楼(チィカンロウ)に戻って来ました。

 

 

 

この後はもちろん台南のシンボル・赤崁楼(チィカンロウ)を見学。そして台南に古くから残る寺院や廟などを中心に観光して回りましたが、その模様は次回更新予定の【嘉義/台南旅行記⑤】にて書かせていただきたいと思います。

 

 

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[嘉義/台南旅行記]

 

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