大げさに言ってしまえば
人生は毎日、選択と決断の毎日だ。
いくつもある選択肢の中で決めた先に、また次の選択があり、その連続で成り立っている。
でもその中には「あの日、あの時、こうしていなかったら？」という人生の分岐点、ターニングポイントがある。
人生は時に衝撃的でドラマティック。
例えば私の場合、高校受験の時、あの高校を受けて入学したからこそ、5歳の時に引っ越した
、連絡先も分からなかった幼なじみと偶然同じクラスになれたんだ。
あの高校を選んでなければ？
もしかしたら一生、会わず仕舞いだったかもしれない。
学生の時にバスケットをやってたから、諦めない心が培われた。
もしあの時、「それ」もしくは「そっち」を選んでなかったら、今の私はなかったかもしれない。
かなり大げさだけど。
でもきっと誰でも、進学、就職、結婚という分岐点で人生が変わったのは確か。
でも、そういう分岐点が人生でまだあるとは想像もしていなかった。
そんな「出逢い」があるなんて。
2014年2月7日（日本時間）
ソチオリンピックの団体戦 男子SPを
「たまたま」チャンネルを合わせた時に目に飛び込んで来たのが羽生結弦くんだった。
私は元々フィギュアは好きで見てたけどアイスダンスや女子ばかり見てたし、子育てて数年間フィギュアから離れていた。
だからオリンピックに団体戦なるものがある事も知らず、「羽生結弦」の名前も知らなかった。（思い返して記憶を辿ると脳裏の隅々に彼の姿はあったんだけど）
リンクサイドでスタンバイしてる男の子。
アナウンサーが興奮しながら喋ってる。
「出るか！？100点超え」
リンクに出てきてポジションに着いたとき
美しい俯き顔にドキッとした。
その演技に、あっという間に惹き込まる。
「なんて綺麗に４回転を降りる子だろう」
まるで雷に打たれたように。
もしもあの日、あの時、チャンネルをオリンピックに合わせてなかったら？
あんなにドキドキして個人戦を見ることもなかったろう。
2月7日
もしも他のテレビを見てたら？
もしも出かけてたら？
それでも後にニュースで目にする事はあったろうけど、あんな雷に打たれたような衝撃はなかったろう。
たった3分弱のその時間で、その後の私の人生がこんなにも大きく変わろうとは。
オリンピックのリンクには連れて来れなかったプーの存在にキュンときて
表彰式も釘付け。
そしてプレカンでの「無力感」
練習着の体のラインにまた堕ちて
過去動画を見まくった。
演技はもちろんドキュメンタリーも隅々まで、ありとあらゆる情報を集めた。
そして初の生観戦。
もしもあの日、あの時、テレビをつけなかったら今頃どうしていただろう？
毎日情報を追うこともなく
ブログを書くこともなく
試合やアイスショーのために日本のあちこちに遠征する事もなく。
日本各地、海外の人とまでこんなに多くの人と知り合う事もなく
そして何より
こんなに心ときめかせる事もなかったろう。
中国杯で堕ちた人も、その日、テレビを見ていなかったら？
パレードを見て堕ちた人も、その日見てなかったら？
後日、何らかの形で目にしたとしても
きっと私もみんなも
その日、そのタイミング
「その時の自分」が彼に堕ちたんだと思う。
最近、また過去の動画やソチオリンピックの後に録ったニュース番組とか見返してます。
懐かしいなぁ。あれから3年半。
毎日しつこく羽生くん(笑)
この想いは薄れるどころか強くなるばかり。
ちょっとね、最近、落ち込むことがあって。
平昌オリンピックに行くのは無理だと諦めていたけど、もしかしたらオータムクラシックは行けるかも？って思ってた。
金額的にこのくらいなら、少し無理してでも羽生くんが現役の間に1度は海外観戦してみたいって思ってた。
でもこの前、ダンナが買い換えたばかりの車の法定点検に出したら…
費用に目の玉が飛び出た！
軽自動車1台分くらいの金額
この瞬間に私の海外観戦の夢は打ち砕かれました。
わーーーん！わーーーん！(´pωq｀)
でも今までこの数年間、国内だけど試合遠征に行かせてくれたし。
ゆづファンの中には生で見ることも出来ない事情の方もいる中で、何回も行けた私は幸せだったんだ。
でもでも
1度でいいから見に行きたかったなぁ(´pωq｀)
朝から愚痴っちゃってごめんなさい。
今日も仕事。
法定点検のためじゃなく、国内試合観戦の費用のために頑張るぞ！｡°(°`ω´ °)°｡
コメ返7/10の「浴衣に着替えて」まで終わってます。
今回はただの独り言みたいな記事だけど（え？いつも？）読んでくれてありがと。
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