ファンミーティング

試合終了までの前編はこちら

 

 

 

会場は結婚式場ということもあり素敵すぎる空間!

 

席は6人掛けで15席くらいあったかな?

結婚式と同じように席が振り分けられていて順次座っていくシステム。

 

私は本当に人見知りなのでビクビクしながら席に座った。

仲良しグループの中に放り込まれたらどうしよう、迷惑をかけたらどうしよう、とにかく不安でいっぱいだった。

ところが、同席者の温かいこと!

こんな私にも話しかけてくれて、本当に心が救われた。

知り合いのいないクラス替えのような心境だったけど、なんとかやっていけると自信がついた。

 

会場はすでに選手が待機してしているわけではなく、食事を済ませてから入場してくるとのこと。

食事は式場で出しているものなので豪華絢爛。

普段パンの耳で済ますこともある私には贅沢すぎた。

 

メニューはこちら

すばら!

 

美味しい!

 

私は普通に食事をしていたが、同卓した方々は推しのクリアスタンド等と一緒に記念撮影をしていた。

こういうとき、箱推しの私はどうすればいいかわからない。

こうやってブログやSNSに思いをしたためるしかないのだろうか。

推しがいると会話はもっと弾んだのだろうけど……。

「誰推しですか?」と聞かれても「は、は、は、箱推しみたいな感じですぅ」としか答えられなかった。

それでも一人を決めろと言われたら伊藤ちゃんと答えるだろうが、「推し」と表現していいのかわからない。

私が「推し」という言葉を使ってしまっては普段推し活している人に失礼な気がする。

 

あと、車で来たと言うと驚かれた。

近場でない人は電車で来たという人がほとんどだとか。

「明日観光に行くんですか?」と聞かれ、「新潟競馬場に行きます」と答えたが新潟競馬場は観光に入るのだろうか……。

 

会食終了後、ついに選手が入場。

私服の選手たちを見るのも眼福だけど、ここは結婚式場。

なんとなんと、もかさん、瑞希さん、らくさん、難波さんがウェディングドレスで入場!

 

……私の下手糞な写真よりも、公式が綺麗な動画を上げているのでこちらを見てほしい。

 

 

花嫁姿で最も気になったのはもかさん。

最近インスタで素晴らしい料理動画を投稿しているので、それを作っている姿を想像してしまった。

本当にダイナミックというか、これぞプロレスラーの料理というか。

 

 

もかスペシャル? もか爆弾? なんとも形容しがたいけど素晴らしいとしか言えない。

 

ファンミーティングはチーム別に分かれてミニゲームを戦う対抗戦。

紅組のリーダーはミサヲさん。

白組のリーダーは角田さん。

勝てば豪華景品があるということで気合が入っていた。

 

 

第一試合

ジェスチャーゲーム

紅組 らく 難波さゆり

白組 瑞希 宮本もか

出題者と回答者に分かれ、出されたお題を出題者が身振り手振りだけで表現し、回答者がなんのモノマネか当てるゲーム。

出題ジャンルの幅は様々でカオスな状態に。

「オカダカズチカ」というお題に対して、難波さんはまさかの新日本のライオンマークとレインメーカーのモノマネを組み合わせて対応。ライオンのモノマネのせいで全く分からなくなっていた。

また、「平田一喜」というお題でもかさんが頑張って踊ったものの正解ならず。

ゲーム終了後、平田さんのファンであるHIMAWARIさんが代わりに踊っていた。

また、らくはんが出題に苦労した時は愛野ユキさんがこっそり教えるという不正(後に追及され減点となるが)をしたりとめちゃくちゃ。

そのまま紅組が勝利を搔っ攫っていった。

紅組 1-0 白組

 

第二試合

カラオケ対決

紅組 愛野ユキ

白組 辰巳リカ

シンプルにカラオケの点数を競う!

これなら不正は無いと思っていたけど……。

 

入場曲歌っている人対決になったこの試合。

先攻のリカさんは「夏だから」という理由でWhiteberryの「夏祭り」を歌唱。

いい曲だし、いい歌声。

公式Youtubeでもカラオケ企画やってほしい!

 

後攻のユキさんは「みんなが知ってるアニソンならなんでもいいので、リクエストがあれば」ということで最初に上がった「ムーンライト伝説」を歌唱。

順調に点数を重ねていたところ、なんとリカさんがユキさんを羽交い締めにして妨害!

こんなところでも狂人が出てしまった。

当然審議が入り減点されるも、減点幅が小さくそのままリカさんが勝利。

勝負は振り出しに戻ることに。

 

紅組 1-1 白組

第三試合

学力テスト

紅組 山下実優 遠藤有栖 荒井優希

白組 渡辺未詩 風城ハル 大久保琉那

こちらもシンプルに学力テストなのだが、問題がある人が多いような……。

過去の実績的にどうなのだろう。

山下さんは「#山下の迷言集」というハッシュタグがあるくらいだし……。

 

荒井ちゃんはこのメンバーに入ったことに不満があるようで、「私だけ賢い?」と言って二人に怒られていた。

 

対するは現役生2人を率いる未詩さん。

未詩さんは試合後コメントで「過信」と聞いて「かしん……?加える進む?」と聞いていたりする方。大丈夫か?

 

テストは国語で、漢字の読みやことわざについて。

分かった人から中央のテーブルにある早押しボタンを押して答えるというもの。

立ち上がってボタンを押しに行くスピードも要求される。

 

問題が出されると、山下さん、有栖さん、未詩さんが自信満々に早押しボタンを押しては間違えていく。

「統率」が読めない面々……これは遊園地プロレスで未詩さんが「とうそつ?」と意味が分かっていなかったからあえて出題したのだろうか。

自信家たちが破れていくのを見届けて、荒井ちゃんが正解を搔っ攫っていく。

こうなると白組は現役のハルちゃんと琉那ちゃんに懸かっているのだが、なんと二人とも正解できない!

これには各陣営も我々ファンも驚いた。

「鬼の居ぬ間に〇〇」で大苦戦するとは……。

ゲーム終了後、角田さんも「現役生が意外とポンコツだった」とイジっていた。

 

結局、荒井ちゃんが堅実に得点を重ねた紅組が勝利した。

 

紅組 2-1 白組

第四試合

黒ひげ危機一発

紅組 ハイパーミサヲ 鈴芽 凍雅

白組 乃蒼ヒカリ 猫はるな HIMAWARI

剣を差して飛ばした方が勝ちという、黒ひげ危機一発本来のルールで行われた。

飛ばしたら勝ちとはいえ、剣を差すたびにビビりまくる選手たち。

この怯える姿を見るだけでも楽しかった。

 

ビビりまくるヒカリちゃん

 

笑顔でぶっ刺す鈴芽さん

 

半分以上埋まったところで、猫さんが見事に辺りを引いて白組の勝利。

猫さんのガッツポーズはかっこよかった。

この瞬間の様子は公式Youtubeに挙げられているので是非チェック!

 

紅組 2-2 白組

第五試合

たたいてかぶってジャンケンポン

紅組

先鋒 中島翔子

副将 原宿ぽむ

大将 桐生真弥

白組

先鋒 角田奈穂

副将 鳥喰かや

大将 鈴木志乃

2対2で迎えた最終戦はバラエティの王道。

3vs3の勝ち抜き戦で、3人全員負けたら終わりというルール。

 

何と言っても注目は先鋒戦。

今日の主役の中島さんと白組のリーダー角田さんの対決。

これがもう盛り上がった。

 

さすがプロレスラーというか、全く勝負が決まらない!

反射神経が凄すぎてヘルメットを被るのとピコハンを振り下ろすのがほぼ同時。

道具を取り違えるということも無かった。

何戦やったかわからないくらい熱い勝負が続いたが、角田さんが中島さんに勝利した。

 

それ以降も持ち前の運動神経でなかなか勝負が決まらないなかついに大将対決へともつれ込む。

それまでの過程はこんな感じ。

 

第一試合

〇角田奈穂 - ×中島翔子

第二試合

×角田奈穂 - 〇原宿ぽむ

第三試合

〇鳥喰かや - ×原宿ぽむ

第四試合

×鳥喰かや - 〇桐生真弥

最終試合

鈴木志乃 - 桐生真弥

 

最終試合だけドロドロというか……お互い負けたくない気持ちが出すぎてじゃんけんで勝ってもヘルメットを取りに行ったり、ピコハンを取り損ねたりと泥沼。

真弥さんがおじいの構えを爆誕させるなどしたが、最後にヘルメットを取り損ね志乃さんのピコハンに屈してしまった。

 

これにより白組が勝利。

景品である上越ブランドくびき牛が贈呈された。

最後に負けてしまった真弥さんは当然ボコボコにされ、謝罪に追い込まれていた。

なぜかリカさんもボコる

 

そして最後にサプライズ!

本日の会場であるデュオセレッソさんから中島さんに誕生日と10周年を祝うケーキがプレゼントされた!

でかい!

喜ぶ大怪獣

 

こちらを食す動画は公式YouTubeに上がっているのでそちらを参考に!

 

 

そして惜しまれつつ選手退場。

リカさんは「結婚した」とご満悦

 

本当に素晴らしいファンミーティングだった。

なにより会場のデュオセレッソさんのプロレスへの愛が強かった!

東京女子プロレス仕様ののぼりを作ってくれたり、ファンミーティングを企画したりと本当に利益出ているのか?と心配になるほど心血を注いでいただいた。

 

そして、デュオセレッソを運営している平安セレモニーの副社長さんから、「来年2月にも開催したいです」とのこと。

もちろん行きます!

となったけど新潟の2月……。雪で大変な時期だ。

今回のように車では行けないだろうけど、なんとかして辿り着きたい。帰れなくなっても構わん。

 

選手の皆様、運営の皆様、会場の皆様、そして同席したファンの皆様、一人でも欠けていたらこんな素晴らしいファンミーティングにならなかったと思います。本当にありがとうございました。

 

 

  翌日~新潟競馬場~帰路

ファンミーティングがお開きになった後、上越妙高駅近くのアパホテルへ。

とにかく余韻に浸り続けた。

 

しかし、翌日は新潟競馬場で一勝負が待っている。

頭を切り替えて競馬の予想をすることにした。

 

新潟に行くから新潟競馬場に行こうと短絡的に考えていたが、上越から新潟競馬場はめちゃくちゃ遠い!

高速使っても2時間近くかかるのか……。

私の家から中京競馬場に行くよりも遠いじゃないか。同じ新潟県だからと甘く考えたらダメだね。

 

第1レースに間に合うように8時前に新潟競馬場に向けて出発。

ほぼ一本道だったので問題なく行けたが、ガソリンスタンドが少なくてちょっと怖かった。

 

予算は6万円。これ以上使わないと固く誓って入場ゲートを通った。

一応指定席をとったが、外の席だったのでとにかく暑かった。

なんとこの日の新潟は最高気温35℃を記録。ずっと太陽が照り付けていて外に出るのは危険すぎた。

ソナチネのような突き抜ける青空

 

私は基本的に3連単しか買わないので一日中何も当たらないというのはよくあること。

この日も例に漏れず一度も的中がないまま前半戦が終わってしまった。

 

気を取り直して昼休憩へ。

フードコートのようなところでラーメンを食べた。

長岡生姜醤油ラーメン

 

長岡って生姜が有名なのかな?と思ったら長岡生姜醬油ラーメン自体が有名なものらしい。

かなり生姜が効いていた。

競馬場のフードコートで食べたもので語ると怒られそうなので辞めておく。

他にも燕三条背脂ラーメンや新潟濃厚味噌ラーメンなどもあった。

 

初めての新潟競馬場だったのでもっといろいろ探索したかったのだけど、いかんせん暑すぎて断念。

ただ、ターフィーショップは中京よりも大きかったし、コンビニもあるのが良かった。

直線コースのある巨大な競馬場だし、施設は凄く充実していたと思う。

 

後半からは上越で別れた同僚と合流。

同僚は競馬をまったく知らないけど、とりあえず儲けると息巻いていた。

もちろん外れていた。

 

そして新潟と言えば直線競馬!

馬場が荒れている内側ではなく綺麗な客席側を馬が走るので、臨場感のある競馬を味わえるのだ。

この日は驀進特別があった……のだけど、暑すぎて日が照り付けている前の席に行けなかった。

ファンミーティングの興奮もありなかなか寝れず、この日の体調はかなり悪かった。

この後6時間以上運転して帰らないといけなかったので、無理はしないでおこうと判断した。

消化不良だからまた新潟競馬場に来ないといけないな……。

 

後半戦はちょくちょく的中するも、どれも1万円前後と爆発には至らず。

結局6万円使って3万円返ってくるという中途半端な結果に。

ただし、ギャンブラーの方は分かると思うが、6万使って3万返ってきたら3万円負けではなく、実質3万円の勝ちである。

気分的には財布の中身が3万円増えているので、翌週に控えるコミックマーケットの資金が増えたと喜んだ。

 

競馬が終わったらすぐに帰宅。

これからが本番というくらいの長い道のりだ。

 

二時間ほど運転して上越の文字が見えた時は「帰ってきたなぁ」と妙な安心感を覚えた。

また帰ってきます!

 

最初の休憩は妙高SA。

まだ新潟から出られない。

ここでは夕ご飯を食べた。

妻有ポーク丼

 

油が乗っててワサビも効いて凄く美味しかった。

スタ丼みたいで疲れた体に染みてくれてかなり体力が回復した。

体調は悪かったけどこれのお陰か凄く楽になった。

 

この時は知らなかったけど、後に妻有(つまり)ポークで調べてみたら十日町と津南町で生産された豚だとか!

津南町といえば中島さんの出身地。

知らない間に中島さんと縁の深いであろうものを食していた。

これを食べて育ったならそら大怪獣になるわな……。

 

その後は2回ほど休憩を挟み、なんとか日が変わる前に家につくことが出来た。

疲れがどっと襲ってくる。

この日は布団に入った瞬間に眠りについた。

渋滞や事故に巻き込まれることなく帰ってこれて本当に良かった。

家に帰ってくるまでがプロレスだ。

 

さて、今回の旅行で決めていた予算は10万円。

実際にどれくらい使っただろうか……。

 

チケット代 17000円

交通費   10000円

ホテル代  8500円

グッズ代  3000円

食費    2000円

競馬代   30000円

お土産代  5000円

その他   3000円

合計    78500円

 

競馬で勝ったのが大きかった。

あのファンミーティングが1万円は安すぎる。

何度も言うけど本当に素晴らしいイベントだった。

 

 

……さて、あまりにも遅筆すぎて8月初旬のイベントレポートが9月中旬に完成する始末。

この記事が完成するまでに8月の後楽園、9月の京都、松本と参戦済み。名古屋にも参戦予定。

これらを書ききるのはいつになることやら。

一週間に一本は書けるように頑張りたい。

ツイッターももっと呟こう……。

 

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