子どもとの関わり→不平不満を言わない | 中学受験・高校受験 学力を伸ばす方法

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森下武三は、森下和装工業(横浜市)で
畳・襖・障子の仕事をしています。

子どもとの関わり。
お悩みがあれば、まずは、毎日子どもをほめる、ことからスタートしてほしいと思います。
毎日が無理なら、数日に1回でも、1週間に1回でもいいと思います。
「ほめる」、というのは、肯定的評価、と置き換えてもいいと思います。
「良かったね」とか「すごいね」とか「ここできるようになったね」だけでいいと思います。
 
その上で、不平不満をなるべく言わない、というのを試していただければと思います。
「人を動かす」というカーネギーの世界的名著があります。
この中で、最初に挙げられているのが、人を批判をしない、です。
その他の啓発本でも、不満をこぼさない、という記述は多く見られます。
 
ここでの不平不満とか批判、というのは、本人が聞いたら悲しむような否定的な内容、です。
 
不平不満だったとしても、冗談として本人の前でも言えるようなものならいいと思います。
批判だったとしても、建設的な代案を伴うものであれば、いいと思います。
 
また、不平不満に思ってしまうのは、自然なことだと思いますが、
それを誰かに伝えるのは、できるだけ減らした方がいいと思います。
 
結局は、子どもに伝染するからです。
 
例えば、学校の先生の非難を親が口にしていると、
子どもは同じような内容をどこかで口にするようになります。
(私は塾で、子どもたちが学校の批判を口にするのを、よく聞きます。
これらの大半は、子どもが単に学校に不満を持っているからですが、
しかし、中には、家庭でそのようなことが話されているであろうと推測されるものもあります。)
 
子どもに様々な事態に肯定的に関わる態度を教えるという観点からも、
不平不満を(それがどれほど正当性があったとしても)、こぼすというのは、
避けたいと自戒の念をこめて思います。
 
 
 
 
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