【中学受験】中学受験生の英語教育 | 中学受験・高校受験 学力を伸ばす方法

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学習塾「テイクオフ」は2023年2月19日で閉塾しました。
18年間、誠にありがとうございました。

森下武三は、森下和装工業(横浜市)で
畳・襖・障子の仕事をしています。


1.
グローバル化に対応するため、小学校中学年(3,4年)から

英語教育を開始するべく、準備が進められています。

文科省HPによれば、2018年度から段階的実施、

オリンピックに合わせて全面実施を

見込み、現在、有識者会議が重ねられています。


2.
小学校高学年(5,6年)で外国語活動が行われるようになるまでにも、

賛成反対様々な論議がありました。

単純化するなら、反対派の最大の論点は、国語の学習が優先だ、というものです。

賛成派の最大の論点は、目先のグローバリゼーション対応です。

どちらにも一理あるのですが、あべこべな面もあります。

反対派については、ならばいつ英語を勉強するべきなのか、という視点が欠落しています。

どうして中学生からならばいいのか。どの程度の時間数ならばいいのか。

今の国語教育でなぜ不足なのか。国語教育はどうなればいいのか?

賛成派については、英語教育を拡充するなら、何を削るのか?という視点が欠落しています。

財政論と同じで、必要だというのは容易です。問題は、何を削るかです。


考え方は様々だと思いますが、個人的には、英語教育はしばらく拡大を続けるだろうと思っています。

何を削るべきかというにも個人的には結論を持っていますが、ここでは伏せます。


3.
問題は中学受験ではどうなるのか?、という点だと思いますが、

結論はある程度見えていて、ほとんど影響ない、というものです。

まず、入試に英語を取り入れるとしても、すぐにということはあり得ません。

現在の小学校高学年の英語も、まだ教科ではありません。

受験で導入されるにしても執行猶予がつきますので、準備する時間はあります。

また、中学受験段階の英語では、選抜にはきわめて使いづらいという点があります。

つまり、よほど英語を知らない層を排除する手段としては使えても、

そもそも優秀な層を選抜する道具にはなり得ないということです。

(算数が中学受験でものをいうのは、算数が個人の能力を測定するのに

便利だからで、あくまで手段として選抜において活用されているに過ぎない訳で、

算数が他の科目よりも重要だからということではありません。)


4.
ということで、基本的には直接は入試で英語は関係しませんが、

子どもの発達段階を考えれば、英語教育の有用性はあります。

中学受験と並行して何らかの英語学習を通じ、外国文化に触れたり、

外国語の発想に触れたりすることは、意味があることです。






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