塾で配布されている教材は相当な量になると思います。
塾で配布されているその教材をしっかりこなすのがいい勉強の進め方で、
市販の問題集は、基本的には不要だと思います。
（最難関校を目指す場合や平日の勉強時間が1日５時間を超えるなど、
塾の教材以外に勉強する余裕がある場合は別ですが、すみませんがここでは、
中堅～上位校対策を想定します）
そもそも宿題だけでひいひい言うような状況になる方が相当な割合を占めると思いますので、
市販教材を買い求めるということはあまりしないのが普通だと思いますが、
小６秋以降は、総まとめ問題集を買って、家で使った方がいいと思います。
色々な出版社から出ていますが、日能研の「メモリーチェック」か
旺文社の「でる順」をお薦めしています。
暗記事項の総復習がコンパクトにできるようにまとめられています。
模擬試験の待ち時間にパラパラ見るという使い方もできると思います。
もちろん、小５からでも使用できます。習っていない部分が多くありますが、
余力のある場合は月1回くらい、とか、テストの前にチェックする、という使い方をしてもいいと思います。
（中堅校付近を受ける生徒さんの実態を考えますと、宿題以外の学習はなかなか厳しいですから、
小６秋以降でいいと基本的には思っています。）
レベルとしては、首都圏模試の偏差値50台半ばくらいまでの学校を受ける場合は、
『でる順』の方がいいと思います。『メモリーチェック』は詳しすぎて、
余計なものを勉強することになってしまいます。
偏差値50台半ば以上の学校を受けるなら、『メモリーチェック』の方がいいかもしれません。
（四谷大塚・日能研の模試の偏差値で考えるなら、偏差値40台半ば～後半あたりが、
目安かと思います）
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