塾教師「今日、何の日か、知ってます?」
A子ママ「12/22ということは、冬至ですね。」
塾教師「それはそうなんですけど、何の日でしょう?」
A子ママ「冬至以外で?わかりません。」
塾教師「じゃ、教えてあげますね。今日は、私の誕生日で~す!イェ~イ!」
A子ママ「はあ~?!『おめでとうございます』なんて言ってもらえると思っているわけ?」
塾教師「あれ、言ってもらえないですか?」
A子ママ「何歳だと思ってんだ?!図々しいにもほどがあるぞ、ハゲ!」
塾教師「あらら、すいませんでした。」
ということで、今日は冬至です。そして、すぐに冬休み。
ということで、今日は、図書の推薦を。
1.小6生はのんびり読書している時間は無いと思いますので、小5・小4向けの図書です。
基本的には、子どもが興味を示すものです。
興味がないとまず読書が進みませんし、興味ある分野についての知識獲得は、
受験勉強のモチベーションを高めることにもつながります。
2.その上で、他のジャンルを探すとすれば、時の洗礼を十分に経ている文学作品です。
以前ブログで紹介しましたので、ご参照ください。
http://ameblo.jp/takeoff-takeoff/entry-11012010864.html
講談社の少年少女日本文学館は、やや難解な用語は、絵入りで説明されています。小5なら読めます。
3.入試で出題された作品につきましては、例えば、このようなサイトご覧ください。
http://www1.e-hon.ne.jp/content/tyugakunyusi2010.html
4.4年生の読みものとしては、↓このようなものも、比較的バランスよくいい作品が収録されています。
「読んでおきたい 4年生の読みもの 」
「4年生の読みもの―理科や算数が好きになる 」
「親も子も読む名作 4年生の読みもの 」
などです。幾つかの出版社から出されています。学校の図書室にも入っていると思います。
5.まんがは、語彙の習得にあまり役立ちませんが、学習用のものなら勉強になりますし、
『日本の歴史』はどこの塾でも薦めると思いますが、いいと思います。
6.偉人伝、伝記もお薦めです。
成功体験の疑似体験をするということになりますので、
「やればできるんだ」という自信を深めることにもなり、
勉強の動機づけを支えることにもつながる、という側面もあります。
7.パパママさんが読んだものでいいと思ったものを読ませる、というのも素晴らしいと思います。
こういうのは意外と心に残りますよね。
8.推薦図書ではないですが、読み聞かせもいいと思います。
9.本当は古典もお薦めしたいのですが、受験には出ませんし、多くのお子さんにはちょっとハードルが高いと思いますので、興味があれば。
徒然草、枕草子、方丈記、平家物語あたりは中学校の教科書で掲載されますが、
小5くらいなら読めます。
古典の素読って素晴らしい教育方法の一つだと思います。
受験にも古典を課して欲しいと個人的には思っています。
10.最後に、パパママ向けとして、1冊だけ紹介させて下さい。
「おとなになれなかった弟たち」 米倉斉加年
です。10分程度で読めます。パパママさんも年末年始では少しは読書の時間が取れると思いますので、是非。
光村図書の中2の教科書に掲載されている作品で、読んだことがある方もいらっしゃると思いますが、
何度読んでも泣けます。子どもでも読めますし、ご家族で泣いて、年を越してください。
かつて、親と子のこうした関わりがあった、ということを想起し、改めて時間軸を意識することで、
お子さんの中学受験に対して、豊かな視点を持てると思います。
日々の子どものフォローでお忙しいかとは思いますが、時々、50年程度の時間軸を再確認して、
今現在を位置付けることで、よりゆとりをもって、より確かに、受験に対峙できるのではないかと思います。
(ちなみに、教育制度改革は、10年程度のサイクルの波動を持っていて、
これをある程度正確にとらえるには、少なくとも数百年というスケールの時間軸を設定する必要があります。)
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