三和 導代 です。
バングラデッシュの3日目の朝を迎えました。イスラム教徒が9割のバングラデシュ、例外もれずにホテルではモスクからのアザーン一日が始まります。
人口密度が世界一を言われるほど人の多い国。人口は約2億人、国土は北海道よりやや大きめの狭い国で生活をしているベンガル人の国です。私が最初に歴史で勉強した時代はんまだ東パキスタンと呼ばれている時代でした。ヒンドゥ教徒の多いインドから独立したイスラム教徒が多く住む現在のパキスタンとバングラデシュが同じ国として独立しました。しかし民族や言語は別でしたので、結局は2つの国に分かれました。
ベンガル語を話すバングラデシュの人々。農業が盛んな米どころです。1日のお米一人当たりの消費量は何と3合という数字が出ています。山盛りのご飯を食べています。三毛作まで可能な温暖で水が豊かな国、世界最貧国の一つと言われていますが、食生活が豊かですから、貧困を感じさせない国です。
観光客としては何ともうれしいのはどんな人もカメラを向けられても嫌がらないのです。反対に笑ってポーズをとってくれる人懐こさです。バングラデシュの毎年の大洪水は世界的に有名です。また蒸し暑いというイメージがありますが、バングラデシュには一年に七つの季節があると言われ、今一月はまさに冬のシーズンです。朝晩は寒く昨日は終日、日本から持ち込んだダウンコートが日中の役に立つ季節です。
香辛料やトウガラシを使った料理が多いため、毎食丁寧にトウガラシをチェックしながら、時には涙をだしながら笑顔が絶えない食事時間です。イギリスの植民地でしたので、紅茶文化です。コーヒーはネスカフェのインスタントです。毎日ご飯がたっぷり食べられるバングラデシュに非常に親近感を感じています。また対日感情もよく、JICAやNGOの日本からの支援も多く導入されている国です。
昨年9月よりビーマン・バングラデシュ航空が成田空港に17年ぶりに就航し、首都のダッカまで直行便で7時間、時差はマイナス3時間ととても楽に旅をすることができるようになりました。