縄文2021ー東京に生きた縄文人ーに | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

竹内文書の研究家・高坂和導の遺志を継ぎ、三和導代が古代スメラミコトの足跡をたどり、世界を旅するブログ

三和 導代 です。

 

10月9日から開催されています東京都江戸博物館の縄文2021ー東京に生きた縄文人ーに行ってきました。ゲストとしてお呼ばれしている国宝土偶である縄文のビーナスと仮面の女神の土偶が長野県茅野市からやってきますが、10月19日からの公開ですので、こちらをご覧になりたい方はもう少しお待ちください。私はこのお二人の土偶には今年会ってきましたので、一足先に見学に行ってきました。

 

今回の展示は東京の西部にあります東京都埋蔵文化センターからの展示が群を抜いて多く見られました。数か月前から東京都埋蔵文化センターには行ってみたいと考えていましたので私にとりましては一石二鳥の展示でした。トップには多摩ニュータウンのビーナスと称される縄文中期の土偶、今から5,380年~5,320年前のものです。

 

東京都の縄文主要遺跡の地図を見ますと、これほどまで多くの縄文遺跡が発掘されているとは本当に驚きの一言でした。古くから有名な大森貝塚は1877年にアメリカの動物学者E.S.モース氏によって発見、調査され、この名前は教科書にも出ていましたので知っていましたが、それ以外には部分的にしか情報はありませんでした。そんな観点から見ますと首都である東京都の縄文遺跡の情報を集めた展示会としては初めての試みに違いありません。

 

また太平洋に点在する東京の島々にも遺跡が発見されています。島の特産品であります黒曜石などが本州にもたらされ、本州の土器などが島に運ばれています。大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島と夢は広がります。縄文人は私と同様に旅が好きであったようです。地方の様々な博物館で見学してきましたが、地元にはないヒスイや黒曜石を利用していた縄文人は交易をおこなっていたことがわかります。

 

土偶や土器に関しても、さまざまな地方で見られる縄文時代の遺物の影響を受けていることがよくわかります。特に今回驚いたのが、この夏に北海道函館で見てきた中空土偶とそっくりな土偶の頭部が町田市から発掘されているのです。また遮光土偶の頭部とそっくりなものなど、みみずく土偶など、それぞれの地方と交流があったのかそれとも同じ星からの異星人に出会っていたのか??? また土偶の足を見ますと、4本指であったり6本指であったり、謎深いですね。全国には指が4本、6本は見てきましたが、ロマンを掻き立てられます。

 

派手なデザインの土器や土偶とは言えないかもしれませんが、素晴らしい保存状態で再現されています。是非、地元の方はご自身が住まわれている場所からも沢山発掘されていますので、ご覧になると面白いかと思います。縄文人はお洒落でもした。イヤリングはとてもお好きであったようですね。そして漆喰の器も美しい芸術作品です。