たんぽぽが群生の中の忍路環状列石(ストーンサークル) | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

函館から札幌経由で小樽に入りました。昨日は朝から夜遅くまで動いていましたのでメール等のチェックもできず、今日はやっと移動の列車の中で半分居眠りをしながらの行程でした。小樽は運河のある赤レンガのある。。。ということで有名な街ですが、私の目的は別です。

 

小樽市には8つの縄文遺跡が発掘されています。明日行きますお隣町の余市でもそうです。まずは小樽市総合博物館運河館を訪れました。ここは小樽市の歴史的建造物ですので運河沿いの風格のある博物館です。その中の第2展示室には小樽市西部にあります忍路土場遺跡(縄文顧問時代後期、今から約3,500年前)の発掘資料が展示されています。また忍路環状列石(ストーンサークル)の解説等もあり、実際に現地に入る前の事前情報としてはとても有意義な場所です。

 

最後に受付の女性の方に、ここにあります書籍には内容ですが、この古代の遺跡に関する資料は何かございませんかと尋ねたところ、その女性は事務所奥に入り、おそらく上司の方と思われる男性が今あるのはこんなものですが、と小樽の文化財という冊子を見せてくださいました。そこには私が欲していた情報が見事に掲載されていました。これはここでは販売しておりませんが、どうぞお持くださいと。昨日の柿ノ下遺跡でもそうですが、自分が欲していることがあった場合、考えに留めず、言葉に発することにより、見事に自分の思いが叶っていくことを今日も学びました。沈黙は金なり とういうことわざは私の中では当てはまらないようです。

 

その後、小樽よりバスにて目的地の忍路ストーンサークルを探しあてました。周囲は温室が立ち並ぶフルーツ街道と呼ばれている地域です。この中には見事に黄色いタンポポが沢山咲き誇る中にストーンサークルはありました。黄色いたんぽぽ本州では春に咲く野に咲く花ですが、北海道では今が満開でした。とうよりもこのストーンサークル内だけが満開でした。イタリアのダマヌールのファルコさんの象徴がたんぽぽですので、このお花畑の中で私の心は満開となりました。3,500年前の人々は個々で祭祀をおこなっていたに違いありません。耳を澄ましますと、ホトトギスの声が響きわったっています。ホーホケキョ、ホーホケキョと。3,500年前の人々の想い、そして樹齢は計り知れない古木が周囲に群生しています。人知れず、一日にもしかすると一人も訪れることがない場所かもしれません。

 

次のストーンサークルを訪れようと思ってたものの人気が全くなく、聞くにも聞けず。やっと一人の男性が遠くを歩く姿を見つけ、その後を追って地鎮山環状列石の場所を教えてもらうことができました。ここも縄文時代後期の今から約3,500年前のストーンサークルで、丘の尾根上のおそらく見晴らしの良い場所につくられたのだと思います。

 

2つのストーンサークルの後、隣町の余市の境にありますフゴッペ岬までずっと田舎道を歩きました。そう道順を確かめるのに本当に人気がいないのです。やっと犬の散歩の女性に出会いました。初夏の爽やかな天候の中、アラハバキの奥宮と案内がありましたフゴッペ岬までの道のりを楽しみました。この岬は古代よりシャーマンと思われる鳥や動物、魚、海獣などの線刻画が残る太古よりより聖地とされてきた場所です。

 

明日は余市のフゴッペ洞窟や西崎山環状列石などを訪れる予定です。