鞍馬山・貴船と南の海底火山 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

今年は京都の北部にあります鞍馬山にご縁があり2度足を運びました。昨年来の自然災害のため、叡山電車が不通となっていますので、バスでの運航となっていますので、多少不便ではありますが、期待以上の素晴らしい場所です。

 

竹内文書を世に公開した竹内巨麿氏は若き頃、2度鞍馬山で修行をしました。それより以前は源義経、牛若丸が天狗と武芸の修行をしたところです。

 

私はこの鞍馬山へ自分の足で歩き、別の視点に着目しました。この山の化石状態となった木の根っこ、そして山を歩いていますと花こう閃緑岩とチャートという表示に目が行きました。花こう閃緑岩、これは別名鞍馬石と呼ばれる花こう岩です。主に石英、黒雲母、長石の鉱物とから作られる岩石でそうです。黒雲母は黒く平べったいのでわかりやすいです。石英は透明感があって、灰色に見えます。実際に灰色なのではなく、石英は透明度が非常によいので、岩石の中に埋め込まれていると、外からの光をほとんど通過させてさらに奥にある鉱物に吸収されて灰色に見えるのです。長石は白く見えますが、すりガラスのように、外からの光が中で乱反射して、乳白色に見えます。それに加えて磁硫鉄鉱という金属を含む鉱物が含まれており、赤茶けたさびがはこの磁硫鉄鉱がさびたものです。

 

そしてチャート、地元では「肉石」とも呼ばれる赤石塊状のチャートと角礫状のチャートと白い脈石英が見事です。チャートは非常に硬い石で、表面に植物の根っこのような模様が見られます。これはまさに海底の熱水温泉沈殿物です。

 

奥の院の魔王堂の裏手にはペルム紀石灰岩の巨石がゴロゴロ、そして風化し秋吉台のようです。フズリナやウミウリの化石も発掘、まさにこの地は海底火山が隆起した場所であったようです。しかも南方の海にあったもの。地球の表面はプレートと呼ばれる薄い岩盤で覆われています。この鞍馬山から貴船周辺の岩石は元々は太平洋プレートという太平洋の海底を覆っていたもの(京都はユーラシアプレート上)で、はるばる旅をして日本まで辿り着いた。年間10cmというゆっくりゆっくりとです。何億年かけて旅をしてきたということです。そして日本海溝で日本列島の下に下ろされた。このように海底にあったいろいろな岩石が押し上げられ、そして鞍馬山、貴船がつくられのです。

 

壮大は地球の歴史ですね。足を運んでみて、なぜ竹内巨麿氏がなぜこの地で修行をしたのが腑に落ちた気がしました。鞍馬山から貴船神社方面に散歩道、森林浴、自然回帰の素晴らしいコースです。再度別の視点でチャレンジしてみたいと思います。