落し物は交番へが日本人の標語 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

私はいつも物を探しているといることでかつては社内でも有名でした。今でもそれが続いていますが、一生のうちに私はどれだけの時間をもの探しに費やしてきたことだろうかと時折考えることがあります。

 

年齢を経るにしたがって仕方ないということかもあるかもしれませんが、私は若い頃から落し物や忘れ物は数数えきれなく経験してきました。こんなことは決して誇れるものではありません。スイカ、クレジットカード、財布、カバン、携帯電話、全て拾った人は悪用できるものばかりです。電車に置き忘れ、支払い時にカードを落としてそのまま、トイレに入ってカバンをそのまま忘れる 等々です。

 

しかし日本ってなんて素晴らしい国なのでしょうか。これまでこれらのとても大事なものは全て私の手元に戻ってきているのです。クレジットカードを落としても全く気が付かなくても、カード会社から電話が入ったり、郵便で書面にてお知らせ頂いたり、その度ごとに日本ってなんて素晴らしい国なんだろうて思うのです。電話やバスに置き忘れた携帯は何度、私も元に無事に戻ってきたことか。

 

私たち日本人は人様のものは手を付けてはいけない、もし落とし物があったら交番へ届けるという教育を家庭や学校で学んできました。もちろんそんな人ばかりでないのは当然ですが、私のこれまでの経験上、日本での返却率は異常な数字だと思います。

 

外国と言っても一概には言えませんが、まず忘れ物や落し物をしたら出てこないと思った方が確立は高いと思います。これはもののとらえ方なのです。「ああ、神様がプレゼントしてくれたんだ。」と悪気なく、ありがとうと素直に受け取る文化もあるのです。罪悪感はなしです。それはいい悪いではなく、物事のとらえ方で善悪の評価はできないと思います。

 

私は日本にいる時にはかなり気が緩んでいますので、このように落し物や忘れ物の連続です。昨日も私は新幹線にスマフォを忘れて東京駅まで取りに行った常習犯です。しっかりとJRの方が保管してくださっていました。しかし外国に行った場合には、このように物がもどることはほとんどないことを知っていますので、頭のスイッチが切り変わり、非常に注意深くなりますので、このような忘れ物はほとんどありません。

 

治安の良さでは世界でトップを競うことができるのが日本ではないかと私は思っています。そう、「落し物は交番へ」がいつまでも日本での標語であり続けたらいいですね。