郷に入っては郷に従えinサウジアラビア | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

竹内文書の研究家・高坂和導の遺志を継ぎ、三和導代が古代スメラミコトの足跡をたどり、世界を旅するブログ

三和 導代 です。

 

イスラム教徒にとって一日5回のお祈りは必須となっています。ここサウジアラビアはこの時間帯は全ての仕事が止まることが許されています。お店のシャッターが閉まり、レストランは開いていても礼拝の時間は調理やサービスはありませんので、1時間位は待たされるのは常識となっています。せっかちな日本人にとっては耐え難いことかもしれませんが、郷に入っては郷に従えです。

 

国土の65%の砂漠の国、都市間は走れども走れども土獏と岩山の砂漠です。道路はサウジアラビアの王家一族のビンラビン社によって建設されたもので世界中(主にアフリカ)に建設している粗悪な中国製の道路とは違います。都市間にはたまに石油スタンドとモスクがあります。そこには必ず男性と女性に分かれた礼拝スペースとその前のお清めするスペースとトイレが必ず付属しています。

 

また都会のリヤドやジェッダのショッピングモールのトイレも巨大で、女性のトイレも前のスペースでは礼拝の時間を問わずメッカに向かってお祈りをしています。内部のトイレもとても広く、モスクをもじったデザインでお祈り前のお清めをするスペースも広く、またトイレも清潔かつ数の多くあります。全てアラブ式のトイレ、つまり日本の和式スタイルでお水は西洋式のボタンでの洗浄とホースからお水を出してあらゆるところを洗浄できる両方のタイプが付いています。

 

金曜日は集団礼拝の日ですので、午後は全ての町の機能が止まります。礼拝が終わりますと、家族一同がそろってのお食事です。家庭、外出してのレストランで、あるいは郊外にで砂漠でのおしゃべり、お茶、食事とそれぞれのウイークンドを楽しみます。

 

ちなみにレストランには必ずカーテンがかかるファミリーのお部屋が用意されています。そう女性も家族と一緒であればこの個室で自由にお食事ができるのです。オープンスペイスでは男性のみが食事やお茶をしています。

 

娯楽?そうずっとベドウインであった砂漠の民ですので、一番の最適は空間は大自然の中でのんびりとおしゃべりをしながら時を過ごすことなのです。町をでればすぐに砂漠地帯ですので、そこにかつてのベドウインテントを張ったり(別荘として)、車で砂漠地帯を走破したり、家族とこの砂漠地帯でのんびりと食事やお茶を飲むことが娯楽となっています。やはりかつての生活は忘れられないのです。

 

私はかつて砂漠の生活を数多く体験してきました。なぜこの砂漠の厳しい環境のなかでイスラム教が中東やアフリカで広く伝わったかが私はとても理解できるのです。あの何もない360度広大な空間にての預言者モハメッドの当時の教えです。アッラーは唯一の神と唱えていますが、実は別の99の名前をもった神がいるとも唱えています。このポイントを後世の人々は別解釈している気がしてなりません。預言者モハメッドは無限界の神アッラーの元に数多くの異星体の生命が存在していたことを語っているのです。