三輪の神はお酒の神 ? | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

昨日の12月21日の冬至の日の出来事の続きです。午前中は葛城古道に行き、JRまほろば線にて三輪の駅へ。もう1時を過ぎていましたのでいつもの三輪駅近くの大神神社ご用達のお店で三輪特産のにゅう麺とお寿司を注文しました。そして私の目に入ったのが三輪特産の日本酒の一合瓶。ああどうしよう…ランチなのに。

 

でも自分の中で今日は冬至、特別特別と言い訳し、三輪特産の1合瓶を注文、ああ何ておいしいのでしょうか、幸せといった気分で至福のランチをいただき、特産のにゅう麺ををお土産に購入し、参拝へ。今日は通常に比べ午後時間帯でも冬至ということで人も多くでてきました。いつもながら拝殿を素通りし、天皇社(崇神天皇)へ。本当にここは誰もいつもお参り客はいません。しかしことは崇神天皇の想いの深い場所です。

 

そしていつもは崇神天皇も宮殿であった磯城瑞籬宮に行くのですが時間がなく、すぐに磐座へ。しかし途中に普段は全く気にもしていませんでした宝物収蔵庫が開館していましたので、とても気になり入館してみました。(土日と毎月1日のみ開館 15時半まで)。そこには私がいつ訪れる山の神祭祀場の案内があったのです。私の一番大切な三輪山の祭祀場です。

 

この磐座の下からは何と酒造りに必要な臼、杓、匙などのミニチュア品一式が発掘されていました。日本書記には三輪の神大物主の神が神酒を造った旨の歌があり、万葉集でも三輪にかかわる歌の枕詞が「うま酒」とあることからもこの三輪の神とお酒は切っても切れない関係であることがわかりました。神酒の古語も「みわ」、その器も「みわ」といったそうです。

 

つまり私の名前の三和(みわ)は何と、神酒という意味だったようです。三輪の地でランチでいただいたお酒が教えてくれたストーリーです。そして私がなぜ、日本酒が大好きな本当に納得納得の日でありました。この名前は私が命名したのですが。。。。。。ピッタリの名前でしたね。