三和 導代 です。
昨日から奈良に来ています。昨日はクシナダヒメのお墓のある大倭神宮に参拝させていただきました。ひっそりとした私だけの世界でした。地元にも知られていないところのようで、探すのに一苦労しました。
ここは当に聖なる、清い空間で、1時間位滞在させていただきましたが、土曜日でも誰も訪れることのない素晴らしい時を過ごさせていただきました。中央の一番には推古天皇時代の磐座、そして握手のお宮にご挨拶をし写真を撮らせていただきましたが、無数の玉響のラッシュでした。そして左手奥にはクシナダヒメのお墓です。
そして今日はいよいよ法隆寺です。昨晩は奈良公園の目の前の観鹿館に宿泊、夜中は赤ちゃんと同じような鹿の泣き声にびっくり、朝は朝日に照らされる鹿の群れの姿に感動、ご来光を楽しませていただきました。
そして法隆寺、今日は特別拝観で管長のご法話から始まり、聖徳太子を祀られる聖霊院にて献香とバイオリンと鼓と歌の共演、飛鳥の響きを堪能させていただきました。「一の会」主催の素晴らしい遊美の集いでした。
そして私が以前から見て見たかった五重の塔の北面にある釈迦の涅槃像の周りを取り囲む侍者をこの目で見ることができました。写真は禁止で、また網が張られていますので明確に見ることはできませんでしたが、絵ハガキとガイドブックを購入し、よくよく見ますとやはり、爬虫類型の侍者がお釈迦様のすぐ近くに座っていることがわかります。特にお釈迦様頭の後ろに隠れるように座っている侍者にはびっくりです。一番お釈迦様と近いところにひっそりと座っているのです。
当時は奈良の都は外国人ラッシュ、現在の京都以上の大陸からやってきた外国の人々が住んでいました。徐福も3000人のかわいらしい稚児を連れてきたという記録もある時代です。
爬虫類型の待者の像はシュメールで発見されている像とそっくりなのです。日本でもシュメールから来たこのタイプの像は東京・池袋のオリエンタル博物館に展示されていますが、イラクから発掘された像の写真を見ますと本当にそっくりの顔をしています。