三和 導代 です。
西アフリカのトーゴのロメに到着しました。丸1日かかりました。いつも夏のトーゴ、3年ぶりです。エチオピアのアディスアベバを経由しての長いフライトでした。
1914年からだい30年間はドイツの植民地、そしてイギリスとフランスの植民地、第2次世界大戦後はフランスの植民地、1960年4月27日に独立を果たした国です。それぞれの言語を持つ43の部族が集まった国です。国という国境線はまあヨーロッパによって、「ケーキを切る」かのように決められた西アフリカの国々です。
現地の人々は言う「ケーキを切る」とうい表現は正しく真実であると思いました。そう、きれいに国境が切れています。西はガーナ、東はトーゴ、北はブルキナファソです。
今日は首都のロメにて現地の昔ながらの伝統宗教であるブードゥ教の市場、すなわち病直しの薬が売っている市場に行ってきました。この薬は乾燥した野生の動物の顔と頭部が使われています。これをしっかし乾燥させて、細かく砕き、水やアルコールに混ぜて飲むのです。現代の病院がなかったころはこれが主流でした。でも今でも。。。。。。
まずこの市場に来て、占い?そう診たててくれる占い師のところに行って病気の相談をして何の薬が必要かを聞いてから購入するのです。薬として服用、または体に塗ったり、またお守りとして様々な野生の動物が使用されているのです。
現在でもキリスト教徒といってもブードゥ教・キリスト教徒でありますので、日常生活に根付いた昔ながらのアニミズムの社会です。