三和 導代 です。
シャーマンの方がシャマンよりお馴染みが深いかもしれませんが、アイヌ人の世界でなくてもシャマンは世界中どこにも存在する人々です。シャマンという言い方をではなく、神人(かみんちゅ)とかイタコなど呼ばれる職業の人も、シャマンという職業に入るかと思います。
最近、既に帰幽されたあえてシャマンと私は呼ばせていただきますが、矢追日聖氏が書かれた「ながそねの息吹」という本を非常に興味深く読ませていただきました。矢追日聖の母親、祖母も完全なるシャマンでありました。シャマンのDNAをそのまま引き継いだのが矢追日聖氏であったかと思います。
自らが望んだわけでもないこの職業の方は他の人々とは違った次元の世界とつながれ、見えてお話をされる存在ですので、他からは一目を置かれる存在ではあります。それは決してお金に結び付くものでなく、他から尊敬される存在であるということでもありません。
矢追日聖氏は奈良の大倭神宮で生まれ、因縁ある家族のもとに育ちました。この大倭神宮こそが、須佐之緒命の奥様であった奇稲田姫命さんの終焉の地でありました。島根の出雲では有名になっていますが、本当の終焉の地がこの大倭神宮だそうです。
このお2人の間に生まれた人が饒速日命です。この方は大倭神宮でお生まれになっているとのこと。大国主命とか大己貴命とか、仕事によって別名がつけられていますが、お生まれになった時の名は饒速日命という名前でありました。。。。。。
詳細は是非、矢追日聖著「ながそねの息吹」野草社 をお読みください。
シャマンの生活は一筋縄ではいかない厳しい世界であります。