盛大なるお葬式 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

スンバ族マラブのお葬式は2度行われます。一度目は死後間もなく、1週間以内に土葬されます。

 

家の中であったり村内であったり様々です。病死や自然死の人々は村内に埋葬されますが、村同志の闘いで戦死した人以外の殺人や事故で亡くなった人々は村内には埋葬されません。

 

葬儀は2度行われますが、それはそれは盛大です。何頭もの水牛と豚が捧げられ、生贄となり参加者一同で食します。水牛一頭の値段は約50万円と相当高価なものです。皆、お葬式のために働き、お金を貯めます。

 

普段、田舎ではお肉を食することは滅多にありません。一日お米が2回食べられれば幸せな生活ですから、お肉はとても貴重なものです。

 

2度目の葬儀はお金の準備ができてから執り行われます。石作りのお墓に白骨化した遺骨が埋葬されます。このお墓は夫婦二人だけが入ります。一夫多妻制ですが、ここに入れるは第1夫人のみです。