三和 導代 です。
日本では古来より米文化、主食は米、一汁一菜の食事でした。しかし現在では米よりパン食、そして副食もそれに伴いマーガリンやバター、卵、ソーセージやベーコンの生活に戦後は一気にかわってしまいました。
糖質制限という名目でご飯を食べない方を見ますと、本当に泣けてしまいます。日本人はお米を食べて持久力をつけて活躍してきたのです。
インドネシアの主食はお米です。お米を一日1回、あるいは2回食べられることが農村の子供たちの一番の楽しみです。お米、お米、お米が彼らの命を守るそして栄養源なのです。
インドネシアの農民は雨期の訪れを心待ちにしています。雨は天の恵み、そして命をつないでくれるお米が作れる重要な時期なのです。降水量によって、あるいは地形によって二期作、三期作とお米の収穫量は違いますが、大事に大事に田植え、刈り取り、脱穀をして、米作りが自給自足の生活の基礎となってります。
お米が一番のエネルギー源です。家畜は家で飼っていても大事は現金収入源ですので、儀式以外ではめったに口にすることがありません。お野菜はパパイヤの葉っぱや、タピオカなどの自生するお金のかからない作物が主流です。
肥満はなく皆スマートで元気いっぱいです。日本でももう一度、昔の日本人の食事を再考すべき時代であることを痛感させられる人々の食生活です。