シャクシャイン法要祭 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

北海道新ひだか町の真歌公園にて9月23日に71回第シャクシャイン法要祭が執り行われました。

 

17世紀の出戸時代初期に松前藩に対してアイヌが一斉蜂起を主導し、のちに騙し討ちで暗殺されたアイヌ民族の長であったシャクシャインを偲ぶ法要祭です。

 

北海道全土からのアイヌ協会代表、企業、政治家(鈴木宗男氏等)も多数参列し、シャクシャインの法要、先祖供養、餅まき、アイヌ料理の販売、アイヌ古式舞踊等の披露がありました。

 

アイヌのうちの東側は神が通る神窓で、外には祭壇が祀られていいます。中央には数々のカムイを祀るイナウが置かれ、左側には先祖祀るイナウが置かれています。

 

カムイを祀る儀式を執り行うのは男性、先祖供養を執り行うのは女性と役割が異なります。

 

アイヌ民族のお食事はとてもヘルシーです。ご飯はキビ、ヒエ、アワ等が混ざったもので100円、鮭は大切りで串刺しにして焼いたもので200円、シャクシャイン鍋は大鍋に鮭、野菜、じゃがもなど具沢山のスープで300円、しかもお替り自由というもの。

 

公園の芝生に腰を下ろし、みんなで楽しくいただきました。アイヌの伝統衣装を着た人々の多くの参加と様々なアイヌ伝統文化を後世に伝える大切な催しものです。