ベルベル人の国王 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

モロッコの先住民はベルベル人です。現在はアラブ人が6割、ベルベル人が4割です。

ベルベル人はもともと山岳民族です。言葉はアラビアと全く異なり、文字はフェニキア人により作られたそうです。モロッコの公用語はアラビア語フランス語ですが、現在は希望すれば学校でベルベル語をまなべるようになりました。

現在の国王は若くして父であるハッサンⅡ世国王亡き後、1999年に国王となりましたが、母はベルベル人です。国王となってから結婚し、現在は1男1女の父親で、非常に国民から人気があります。

北アフリカのイスラム圏では唯一、国政が安定している国です。自らが運転士国内をまわり、自分の眼で確かめ、国政に携わる庶民派の国王、実行力のある国王です。

中東ではヨルダンが王国ですが、ここもまた中東で国政が安定している国です。日本の天皇制も平和には欠かせない世界では類をみない制度であります。