三和 導代 です。
北海道の白老町に引き続き、アイヌ人の聖地である平取町に行ってきました。人口はわずか600人という過疎地帯です。JR日高線の最寄駅である富川駅もも3年前の津波により線路が破壊されてからは止まったまま不通のままです。辛うじてそれに伴う路線バスが通っていますが、車がないと全く身動きできないところです。
この平取町の二風谷はアイヌ人の聖地です。そのにな流れる沙流川を挟み、両側に広がるアイヌの神話の地にどうしても行きたくなったのです。そして5日後にはこの地を訪れていた問うことになります。
アイヌ人の文化、習慣を徹底的に排した日本の歴史を見ますと、真実であるからこそ恐れをなしてのことのように思えてならないのです。大陸から日本にやって来た新しい人々には目の上のたんこぶであったことでしょう。
かつてのアイヌ人の分布を見ますと、宮城県仙台市以北という広範囲に居住していたことがわかります。蝦夷と呼ばれてきた地、そして人々は日本の源流であったことが最近見直されてきたことは非常に好ましい現実だと思います。