ジャングルに住むムンタワイ族の食生活 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和  導代 です。

ムンタワイ族のシャーマンは朝は暗いうちに起きて、森に出かけます。狩猟民族ですので、森の住人であるサル、蛇、鳥、、イノシシを毒を塗った矢じりを弓矢で打ち落とします。実際に動物の活動が活発な夜半からの活動です。

主食はサゴヤシです。自然に自生するサゴヤシを大きな斧で切り倒し、中のサゴヤシ砕き、粉にして川に水にさらし、でんぷん質を取り出して乾燥させます。このサゴヤシの料理を用意するのは女性の仕事です。サゴヤシの葉っぱに乾燥させたサゴヤシを詰めて細長く巻きます。これを毎日火にくべて焼きます。

切り倒したサゴヤシの木にナイフで切込みを入れてそのまま放置します。数週間後にはその間に虫が卵を産み付けて、中にたくさんの幼虫が育ちます。この幼虫は長さ3cmから4cmで彼らの大切なタンパク源です。

このサゴヤシの一部を切りながら、何週間に分けて幼虫を取り出し食します。串焼きにしてグリルしたり、、竹筒にいれて火にあぶり蒸すかです。一見恐ろし気ですが、食してみるとなかなか美味しいものです。特に串焼きをして少し塩をつけて食べますと何とも言えない香ばしい味です。