三和 導代 です。
8年ぶりのモーリタニアに来ています。まさに砂漠の国モーリタニアの言葉通り、どこに行ったも砂・
砂・砂・・・・・・です。年間の降水量は100mmと非常に少ない国です。
今年の夏は例年になく雨が多く、砂漠にもまだ緑が残っています。しかしながら首都のヌアクショットを一歩出ればもう砂漠ばかりです。現在はヌアクショットの町がどんどん広がっていますが、砂丘の中に家が建っているところもあります。
耕地面積は1%ですから野菜や果物はほとんど輸入品です。ガソリンもです。ガソリンの値段は2倍以上、お野菜も果物も割高です。しかし魚、肉などは自国製品ですので格安、遊牧民は甘い紅茶とパンをいつも食べています。
8年前に行った場所も砂に埋もれて景色が変わっています。これからどうなっていくのかがとても心配です。サハラ砂漠の風の影響で砂が移動するのは理解できるのですが、これほどまでに埋もれ続けたとしたら・・・・・・・・
古人が残した岩絵の時代がほんとうにあったとは思えない状況となっています。