三和 導代 です。
インドネシアのジャワ島のスメル山は標高3767m、聖山としてお崇められています。現在でも小規模噴火が15分おきにおこっています。富士山に似たとてもバランスのよい形をした山です。
この「スメル」は古代のインドにそびえていた世界の中心であった「須弥山」からの由来だそうです。堂々たる山ですがこの200年の間でも数十回もの大きな爆発の記録が残っています。
今回はスメル山近くのブロモ山に行ってきました。外輪山の火口からは今でも噴煙が出続けています。早朝の標高2700mの展望台から見るスメル山とブロモ山は天界の光景のように幻想的でした。
「スメル」は「スメラ」からの由来ではないかと思います。富士山同様、この山は古代天皇の御陵があったところだった所に間違いないと思います。