ウスチェルト台地 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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竹内文書の研究家・高坂和導の遺志を継ぎ、三和導代が古代スメラミコトの足跡をたどり、世界を旅するブログ

三和 導代 です。

カザフスタンのマンギスタウ州のアクタウに戻りました。今年は7年ぶりの大雨で、現地の人々は大喜びです。恵みの雨がこの4月から降り続け、緑一面に変わりました。普段は埃っぽい砂色の大地が緑の草原に一変。

7年の間、眠っていた草花が一斉に芽吹きました。紫、黄、白と盆栽にできそうな小さな淡い色の可愛らしい命です。よくこれまで水がなくても地下で命を守ってきたものです。

しかし降り続けた雨は大地にとどまることなく、塩湖に降り注いだ雨はあっという間に大地に浸みこんでしまいます。ドズバエル塩湖には水がないのです。不思議な現象です。

この近くでは油田が毎日掘削されています。大地から油田を掘削した分だけ空洞となり雨が降ってもその部分に浸みこんでしまうという説があります。そうかもしれません。

人間が行った行為が自然環境を大きく変化させてしまっているのは事実です。

地球が太古の時代に海底であった断崖であるウスチェルト台地は溜め息がでるほど雄大です。改めて地球の歴史を懐古する機会となりました。