こんにちは、はるです。
私には飲み物を飲み干せないという変わったクセがありました。
ペットボトル飲料でも、コップの飲み物でも、いつも必ずひとくち分は残してしまうのです。
不思議なことに「残している」という自覚は全くなく、結婚後に夫から指摘されて初めて気付きました。
「そういえばひとくち分の飲み物が残ったペットボトルが冷蔵庫に大量にある…」
そんなことを思った記憶があります
しかし2人目の子が産まれ、自身の幼少期がフラッシュバックしたときにこの奇妙なクセの原因が判明したのです。
幼少期の記憶がフラッシュバックしたときのことはこちらの記事でご紹介しています。
奇妙なクセの原因となったエピソード
あれは私が小学生の頃でした。中学年くらいだったような気がします。
ある日自宅に友人兄弟が遊びに来ました。
(同じ団地に住む男兄弟です。確か学年は違ったと思います)
私たちは弟も交えて4人でテレビゲームで遊んでいました。
そして喉が渇いた私は、テーブルに用意してあったジュースを飲みました
コップに入っていたジュースをごくごくと飲んでいると、弟が「ひとくちちょうだい」と言ってきたのです。
ジュースの残量があと3口分くらいだったこともあり、私はそのままジュースを飲みほして「飲んじゃった」と弟に言いました。
すると同じ部屋の離れた場所で内職をしていた母がツカツカと近づいてきて、無言で私の顔を正面から思い切り引っぱたきました。
そしてその後「弟が欲しいって言ってるんだからあげなさい!」と怒鳴られました。
引っぱたかれた瞬間に、私は両方の鼻から勢いよく出血しました。
母は当然手当なんてしてくれません。
そのときの友達や弟の様子は覚えていません。
私はダラダラと鼻血を流しながら、自分でティッシュを取りに行き鼻に詰めました。
友達とみんなでゲームをしていたのですから、当然全員分のジュースは用意されていました。
それなのになぜ、私は自分のジュースを飲み干しただけで鼻血が出るくらいの勢いでひっぱたかれなくてはならなかったのでしょうか。
母からは私のジュースの残量は見えていなかったはずです。
残り僅かな自分のジュースを飲み干すことがそんなに悪いことだったのでしょうか。
姉なんだから弟の願いは全て聞き入れなければいけなかったのでしょうか。
そんなことをぼんやりと考えていた記憶はありますが、その後どうしたのかなどは全く覚えていません。
奇妙なクセの原因は幼少期のトラウマだった
飲み物を必ずひとくち分残してしまうという私の奇妙なクセは、このエピソードがトラウマになっているのだと気付きました。
飲み物を飲み干す=引っぱたかれて鼻血を噴射するという恐怖心が私の中に残っていたのです。
しかも友達の目の前で。
そのため私は自分を守るために、飲み物を必ずひとくち残すようになったのだと思います。
夫から指摘されるまで全く気付かなかったこの奇妙なクセ。結婚して母から離れても私に染みついていたトラウマ。
幼少期のトラウマがいかにその後の人生にまとわりついてくるのかということを、身をもって実感しました。
原因が判明したら克服できました!
この私の奇妙なクセは、原因が判明して「全部飲んでも殴られないから大丈夫」と自分に言い聞かせているうちに改善できました
今ではどの飲み物も残さず飲むことができますよ
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