こんにちは、はるです。
私の母は、必要なことを教えてくれない人でした。
独身時代、まだ実家で暮らしていた頃のことです。
幼少期にお手伝いをさせてもらえずに育ったため、私の家事能力はほぼゼロでした。
洋服類は家族分まとめて母が洗ってくれていましたが、シーツやカーテンなどは一切洗ってもらえなかったため、自分で洗う必要が出てきたのです。
私は既にいい大人だったにもかかわらず、恥ずかしながら洗濯機の使い方を知りませんでした。
そこで母に聞きました。「洗濯機の使い方を教えて」と。
母は「電源を入れてスタートボタン押すだけ」と教えてくれました、
私は確認しました。「電源を入れてスタートボタンを押せばいいのね?」と。
母は「そう」と答えました。
洗剤は自動で投入されるのかな?と疑問に思いつつ、私は言われたとおりに使いました。
何度目かに洗濯機を使ったとき、洗ったカーテンの汚れが全然落ちていないことに気付きました。
私は「これはおかしい」と思い、洗濯機をよく観察しました。
するとどうしたことでしょう!空っぽの洗剤投入口があるではありませんか
そうです。実家の洗濯機には洗剤の自動投入機能など付いておらず、洗濯のたびに洗剤を入れる必要があったのです。
母は洗濯機の使い方を尋ねた私に、洗剤を入れることを教えてくれなかったのです。
洗剤を入れなくてはいけないことに気付いた私は母に言いました。
「私洗剤を入れること知らなくて、今まで水だけで洗ってたよー。」と
そうしたら母は「なにそれ」と笑ったのです。
いやお前が教えてくれなかったからですけど?
私は心の中でそうツッコミました。
母には「自分が教えなかったくせに知らない私をバカにする」という習性(?)があったのです。
他のエピソードは、また別の記事でご紹介したいと思います。
はる。