ある意味みんな日本一 21(日)レビンズvsラガッツ | 物好記

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物好記と書いて「ものずき」と読みます。
主にスポーツ観戦の現場レポート、そのほかスポーツの話題を中心に思ったこと感じたことを、ただし時間と労力に余裕があるときに✏。

 今節は(土)が仕事だったので(日)の一点勝負でトップイーストとウエストとキュウシュウの三地域対抗戦トーナメント決勝戦を観に行ったのですが前夜から午前中にかけて強い雨だったもんで…
 …戸田グラウンドが湿地みたいになっちゃってましてこりゃ試合は大変だわ💦

 気合いの早起きの甲斐あってグラウンド南側のベンチの座席を確保できたので👌場内を歩いて時間調整を兼ねた食材確保を行った結果、
 スワローズの施設内でカープ限定ソースの広島焼きを食べることになりました。
 しかしこれが美味かった😋。チーズのトッピングも成功して本格的に美味かった😋。
 もう一台のキッチンカーでコーヒーを購入して座席に戻ったのですがこちらもまた味よし香りよし☕。まず試合前の段階で胃袋と舌と鼻の満足感を満たす、これがラグビーのインフラストラクチャよ。井之頭五郎ごっこ。
 さあキックオフだ。
 立ち上がりは〔写真〕のようなラインアウトがノットストレート判定にならずにプレー続行だったりレビンズ⑮ジョーンズのキック落球がノックオンにならずプレー続行だったりとレフェリー大丈夫かと思ってしまう判定が続きましたがラガッツ⑬ファイアネのハイタックル(とシンビン🟨)でレビンズが得たPKでゴールを狙ったレビンズ⑩イブミーがPGを失敗。軸足を滑らせたかな?
 このあと両チームともにキックを中心とした攻撃を選択せざるを得ず我慢比べの様相が続きスコアが0−0のまま前半20分すぎまで経過しましたがラガッツが先制。キックを活用してラガッツがレビンズ陣に入ると自陣からの脱出を図ったイブミーのキックをラガッツ⑩ウェイトがチャージ❗そのままトライ❗
 これは大きいなラガッツ❗

 このあともキック攻撃とスクラムで優勢に進めたラガッツは前半の残り時間の大半をレビンズ陣で経過しつつPGを1本加えると30分過ぎにはラインブレイクから中央で大きくゲインしてゴール前のラック内でイブミーの故意の反則でPK獲得+イブミーにシンビン🟨(👈イブミーはちょっとお怒り気味)、ラガッツはまずPGを決めてスコアを13点差に広げた上で数的優位の間にレビンズの人数が薄いサイドをウェイトのキックで突いて前進して安全にゲームを進めると前半終了間際にはラインアウトからラック横とFWの近場を連続で突いてレビンズのゴール前まで迫りゴール正面のラックのサイドにスクラムハーフ⑨髙島が飛び込んで大きな大きな追加点❗ウェイトのゴールも決まって20点差、これはちょっと想定外でした。
 レビンズにとっては『歯車が狂いだす』という表現がよく当てはまるように感じる展開でしたね。

 前半を終えて20−0、だからといってそのまま終わるわけいかんのがラグビーってもんだ。実際んところ前日にはダイナボアーズ🐗が29点のリードをひっくり返されたばっかりでしたからね。
 そりゃラガッツ首脳陣も熱が入るってもんです。ピアースさんも岡さんも山賀さんも。
 だからラガッツとしては後半も先にスコアすることで3トライ3ゴールで追いつかれない23点差をつけておきたいところだったでしょう。そんな後半の立ち上がりもラガッツのFWが優勢に進めてレビンズ陣ちょうど真ん中付近でのスクラムを激プッシュ、ペナルティが獲得できればPG成功は固い…と思ったのですがスクラムが回りかけたことでラガッツはアドバンテージが出る前にボールを出してしまい展開の途中でレビンズにインターセプトをくらい一瞬にして攻守交代💦どころか大ピンチ❗レビンズは中央を突破して一気にゴール前まで迫るとそのままの勢いでバックサイドからトライ。とどめを刺す目前まで行ったラガッツでしたが、このトライでゲームの形勢は一気に変わってしまってさぁ大変だ。
 レビンズはこのあと勢いをつけてランプレーを交えてゲイン、ラガッツはレビンズの攻撃の前に自陣への釘付けを強いられることになりました。この時点で20-7、残りはまだまだ25分以上。ラガッツが守りきって逃げ切ればもちろん勝ちなのですがレビンズが1トライを追加するようだと『20-21』も十分に有り得る事実上の紙一重の様相となったゲームはこのあとレビンズがランを交えてゲイン、ラガッツはボールを取り返してウェイトのライン際へのキックで前に出て脱出。何度かの繰り返しの中でレビンズがラガッツ陣の5mまで攻めたてることも幾度かありましたがラガッツも凌いで脱出。残り時間⏰と点差の皮算用を何度か繰り返した末にラガッツがタッチに蹴り出してノーサイド❗
 ヤクルトレビンズ⚡ 0 7 = 7
 👮セコムラガッツ💪 20 0 = 20  ラガッツ優勝❗

 選手挨拶に山賀さんも出てきちゃうほどの大興奮の大熱戦でした👏👏👏。

 山賀さんにルマンド贈呈🎁。

 これでラガッツがリーグワンに入ったとしたらトップリーグ降格以来ということになって(忘れもしねぇ2007年のIBM戦だ。高忠信のサヨナラPGだ。)もちろんその点に関しての感慨も少なからずあるのですが、今回に限ればそんなのはあくまでも制度上の話だ。自分にとってこのゲームは午前中の大雨と試合中の寒さなど試合観戦への覚悟を要する状況でしたがそんな中でラグビー競技への信頼を示せたという点で記録にも記憶にも残る一戦になりました。楽しいひとときよりも善き一日なのよラグビーって。
 およそ来ないだろうと思われていた観客数も300人ですと👏。私🐺と同じくらいのバカ(敬称)が私🐺のほかに299人もいたということですか。

 試合後のお見送りタイム。
 ジャージも顔面も泥だらけにした男たちから今日はありがとうございましたなんてお礼を言われたら『また来よう』『またこの男たちの戦いを観に来よう』って思いますよそりゃ。思うってもんでしょ。