しかし雨☔。☔だからこの日のゲームではスピアーズもイーグルスも理想を封印、ボールを回せばパス3回分以内でボールと手が滑って誰かがノックオン、キックを捕球しようとすれば4人に一人ペースでボールを滑らせて落球、寧ろキックやステップでも足を滑らせてずっこける。持ったボールの使い途に困る試合状況の中での我慢比べになりました。
序盤にはスピアーズがトライまで数メートルの深さまで攻め込んだチャンスをノックオンで逃すとジワジワと後退、イーグルスのセットプレーから⑨デクラークのハイパントでスピアーズが後退を強いられイーグルスがトライ目前に迫ると今度はスピアーズがラックを奪ってイーグルス反則❗得点の機会が少なくなる状況の中で1つ取られると大きいだけにここはよく守った👍。
しかしスピアーズもなかなか前進できない。スクラムやラインアウトを優位に進めつつバックスへのボール供給はなるべく控えて⑩フォーリーのロングキックか⑫立川100cap親方のゴロパントでディフェンスラインの裏を狙う攻めを続けるとイーグルスの先陣を切っていたはずの⑨デクラークが『ほぼ瞬間移動』の早業で後方に戻っていて蹴り返してくるんだもん😂実質フルバックがもう一人いるようなもんですがな✋。
こーいうシーンを観られるだけでも現場で生で観る意義というもの。視野をカメラで切り取られて『藤島大や村上晃一による』『試合と直接関係の無い』『選手の経歴紹介と昔話エピソード紹介が90%を超える』解説を被らされた映像を見ずに済むんだもん。
で✋、前半0ー0での折り返しも見えてきた終わり間際に敵陣22m付近の右サイドでラインアウトを得たスピアーズがモールを組んで一気に押し込み②マークスが抑えてトライ❗🙋先制❗🙋
と思ったら❗イーグルスのハイパントの落下点で捕球のためにジャンプしたファンデンが空中にいるうちにイーグルス⑪竹澤が見事にヒットしてしまい即シンビン、これはスピアーズには願ってもない好機❗ そこでスピアーズはタッチキックから右サイドのラインアウトを前方キャッチからマークスに戻しイーグルス11番がいなくなったサイドを突いてロングゲイン、一度は繋ぎきれずに戻されるものの2回目の攻めで再び11番サイドのロングゲイン、トライの直前でタッチに出されるとイーグルスのラインアウトから滑って浮きかけたボールを④ボタが収めてそのままインゴールになだれ込んでトライ❗
棚からルアン・ボタ餅❗
このトライで点差が開きイーグルスが60分過ぎにデクラークを引っ込めたことで少し落ち着いたスピアーズはキックとスクラムで時間を使いながらゲームを進めてイーグルスの反撃を終盤のラインアウトモールからの1トライに抑えて逃げ切りました🙆。
🚜🦄江戸川クボタスピアーズ 5 10 = 15
📸🦅横浜キヤノンイーグルス 0 5 = 5
そりゃ2位と3位の対戦で双方スタイルに確立されたもんがあって、且つ12月の1順目対戦で引き分けている両者が決着をつけるためのゲームであったにもかかわらず残念なコンディションになっちまいましたけども😢強いチーム同士の徹底勝負と我慢比べの場に立ち会ったという点では得点が動かない退屈さを我慢比べの熱が上回りましたね。どこにでも顔を出し何でも仕掛けてくる上にスピアーズの狙いをいち早く見抜いて穴を埋めるデクラークは約3年半ぶりに生で観てもやっぱりデクラークでした👏。そうだ今回はデクラークとの再会でもあったんだ💡。
ルマンド賞はスピアーズから、普段はロックでの登録ながらこの日はフランカーのポジションで出場して末永やトゥパの穴を感じさせないプレーを遂行した⑥青木に贈呈しましょう👍。あとはお彼岸の入りでもあったということで
しかし何と言っても今回の勝者は…
悪天候の中でノーサイドまで完走した選手とスタッフの皆様、そして4142人の観衆の皆さんですよ👏。試合結果での優劣や上下ではなく、あんな天気の中で一日を過ごしたみんな仲間☔それもまたラグビー👍ってことでいいんじゃないでしょうか。