日帰り旅ってきましたの | takekawakaoriの頭の中

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ふと気がつくと、この星に降りたっていた。
どこから来たのかどこへ行くのか
探し続けて50と数年。
妄想と旅は続く。

noteもやってます。
https://note.com/takekawakaori

祈りの山旅さんの企画で

竜が淵、龍鎮神社、龍穴神社、吉祥龍穴、室生寺と

まわってきました


主催中澤さんは山伏さんでもあり

修験道のみではなく

神社仏閣の由来や歴史

古代日本の神々や神話についての洞察

のみならず

地に足ついたスピ(笑)

古武術や身体操作の話まで

ええ、ええ

ワタクシの興味範囲をカバーし尽くしております

(笑)


なのでいつも楽しく参加させてもらっています



ツアー参加人数も数人で

これぐらいの人数ならノーストレスなところも

良きです




ひとつだけ

皆様と行動を共にしないのが

写真を撮らないということ



つられて撮っていたこともありましたが

あのね

フォルダに溜まっていくばかりで(笑)

あんまり見返さないです


んで

キッパリ撮るのをやめました



元々人の名前を覚えるのも苦手で

それも諦めまして

名前も伺わないまま

2、3日共にすることも(笑)



何をするにも

一期一会



予備知識も入れず

現地で中澤さんの説明や解説を聞いて

あとはただただ感じるままに






龍鎮神社で

ものすごい透明度の淵で

魚の群れを見ていたら

黒いサカナと薄茶のサカナがいるんだぁと

ん?

いや、黒いサカナと思っていたのは

薄茶の魚の影だった


そうだ

私たちは

あの黒い影だけを

世界だと思って追いかけてるんだ


だってあの影は

光の中であまりにもくっきりと

浮かび上がってとてもわかりやすい


ずっと影を見つめていたんだ



すぅっと視点をひいて

眺めるの目で見てみると

たくさんの光が降りそそぎ


世界は美しい


ただそれだけだった




何も変わらない

世界はなにも



ただ

視点を引いて

眺めてみるだけで


見える世界が変わる



なんてことを感じながら


龍鎮神社を後にする頃

ふと

宮沢賢治の竜のはなし

を思い出した


ものの(笑)

そのあらすじがうろ覚えで(笑)

途中まで話かけて後が出てこない


中途半端に話し終えたつもりでいたら

そのタイミングで

頭に何かが落ちてきてコツンと当たった


最後まで話さんかい!

というツッコミ(笑)


はい、Google先生にお聞きしましたよ




この私という

今生という

サカナの影に

執着せずに

すうっと引いて

もっと高く広く時空をこえた視点になれば


竜になるというおはなし

その竜は実は仏の化身というおはなし



というオチなのでございました(笑)