takekawakaoriの頭の中

takekawakaoriの頭の中

ふと気がつくと、この星に降りたっていた。
どこから来たのかどこへ行くのか
探し続けて60年。
妄想と旅は続く。

noteもやってます。
https://note.com/takekawakaori

我が家の老猫は

おそらく19歳は越えている



まもなく現夫と同棲をしようかと

準備に追われるとある日に

天王寺で

通りがかりの野良猫に声を掛けた

成猫ではないものの

子猫でもなく

一歳足らずといったところか

人懐こくしばらくかまって

野良猫にしては貧相でもなく

地域猫なのかなと思ってその場で別れた


つもりだったが数百メートル離れた我が家に着く

少し手前でふと振り向くと

なんと彼がついてきたのだ


あ、しまった

実は先住猫がいて

我が家の定員は一匹と決めていたので

定員オーバーである


しかしながら

本当にその後すぐに引っ越す予定で

人間の定員は1から2に増えることになる


ならば猫定員も2でいいかと

そのままお迎えすることとなった



ちなみに定員はしっかり決めておいたほうが

よいと個人的に思うのである


なぜならば

NNNに登録され

欠員が出たら直ちに新メンバーが派遣されるからなのである



ともあれ

彼が来てから約一年後

四十を過ぎてムスメを授かった

そのムスメが今年18、満で19である


ということは

かれは少なくとも19歳以上ということになる



野良猫時代の影響なのか

大変小柄で

しかも童顔のため(笑)

黙っていたら歳よりかなり若く見える


のだが、さすがに

ここ2、3年でかなり痩せて

足どりもあやしく

さらにてんかん発作を起こすようになった


粗相はしないものの

ウンコをきばるのがフルフルして力が入らず

出しきれずに助けが必要なことがある


食べムラも激しく

食べては吐いたり

かといって空腹で吐くこともあり

細かく分けて

または食事内容もあの手この手で変えて出す



3年ほど前に出来物ができて

日に日に大きくなるものだから

病院で取ってもらったのだが

麻酔が必要な手術になってしまい

その後がしばらくヘロヘロで

かなりのストレスになったので

余程のことがない限り病院には行かないと思う



彼専用のヒーター付きの寝床があり

夜はまだまだ冷えるので付けっぱなしであるのだが

たまに床の上でクールダウンしていると

死んでる?と見間違う寝姿である








高齢の人間を何人も見ているが

高齢の彼(猫)は

常に自然体で

何のレッテルもいらない




歳をとったらダメだとも言わないし

あちこちが痛いからと嘆かないし

ましてや被害者でもないし

すまないねぇと卑屈になることもない




その姿に

自然とか大いなる循環とか

淡々とした流れとか

そのようなものをワタシは感じる







ワタシも還暦を過ぎ

今いる子たちを見送ったら

定員は1

もしくはゆくゆくは0に

減らしていきたいのですが

NNNの役員様お願いいたします

そこの所、何卒m(_ _)m






 NNNとは

ニャンニャンネットワークのことであり

ニンゲンには知り得ない

謎の通信ネットワークで

適切な下僕に猫を派遣する組織である

エジプトでは神をしていたこともあるぐらいなので

それぐらいは朝飯前なのである


信じるか信じないかは

アナタ次第なのである