ご相談いただく方は皆さんはじめから「共依存克服プログラム」の無期限コースを求めてご連絡してきますが、なぜ無期限コースが選ばれるのかについてお話します。
1回の面談時間は60分(目安です)となっていますが、
多くのお客様と面談をしてきた中で感じることは、
始まって45分~60分の間(終盤の15分)に今後どうしていくかの方向性が見えてくるということです。
ゴールデンタイムです。
これははじめに時間をとって前回から今日までに起こったことの振り返りができるからこそだと感じています。
60分の中で、文字通りの雑談をすることもありますが、それは今後も複数回面談が続いていくという安心感があるからできるということも十分にあります。
この安心感というのはお客様だけでなく私大村にもあります。
また、克服のヒントが雑談から出てくることも少なくありません。
お客様から出てきたものであり、お客様の「何か」であることは変わりないからです。
私の中では情報が蓄積されます。
雑談を単なる雑談にするかしないかはカウンセラーにかかっているのではないか、と私自身感じながらお話をお聞きしています。
私は面談の中で無言の時間や考える時間があっても良いと思っています。
面談時間が60分×複数回あれば5分10分無言でも無駄な時間とはなりません。
むしろ有益な時間となります。
お客様が話している時の「間」であったり、
身振り手振りであったり、
一生懸命思いを言葉にしようとしている様子だったり、
非言語コミュニケーションの部分が非常に大事です。
そういう時間こそが信頼関係を構築するにあたって重要です。
70分×複数回あるからこそ私がお客様が口を開くのを待つことができます。
一部の精神科や心療内科のように面談時間が5分10分しかない場合こういった時間はとれませんし、質問されたことにただ反射的に答えるだけで終わってしまうのではないでしょうか。
何を話そうか、と考えて行ったとしても伝えきれるかというと難しいと思います。
先生(あるいはカウンセラー)側としても、
信頼関係が築けてからお伝えできること、
信頼関係が築けてからでないとお伝えできないこと、
というものがあると思います。
「この先生(あるいはカウンセラー)からは何も得るものはないな」
と初回で思うことはありませんか?
それは当然で、むしろ最初は当たり障りのないことしか言えず、その先生(あるいはカウンセラー)の専門性が話されることは少ないということです。
1回目2回目でまだ信頼関係が築けていない段階でお伝えしても響かないだろうと思って言わないこと、
ということも正直あります。
病院やカウンセラーを転々とし過ぎると、何か大事なことを得られずじまいになってしまうのではないか、
と日々感じています。
お互いの雰囲気やスピード感がなじみ、私とあなたとの共通言語ができてくるとカウンセリングは成功します。
ホームページの最上部にある通り、共同作業なのです。
単発では得られない感覚だと思います。
また、これまでの経験とお客様の声から感じることですが、
「単発で何度も」となると「いつまでお金を払わないといけないのだろうか」という経済的な不安によりカウンセリングに集中できなくなる方が多いようです。
「全〇回コース」のように回数が決まっているものも「あと〇回で本当に自分は変われるのだろうか」という不安や焦りが伴い、カウンセリングに集中できなくなる方も多いようです。
いずれにしても1回1回を大事にし過ぎて力みが感じられます。
マインドフルが失われます。
リラックスした状態でカウンセリングに望めることがベターですよね。
また、この大村とのカウンセリングの継続性というものが、一つの居場所(社会に所属している)になるという意味も持ちます。
専業主婦(主夫)の方等にとっては、「大村との接触=社会との接点」になります。
社会との接点があることで、外の世界と繋がっている(取り残されていない)感覚や外の世界に向かえるエネルギー等が蓄えられるかと思います。
いろいろな意味で、何度も気軽にお話できる良さを感じていただければと思います。
ご相談すること自体に悩まないでくださいね。
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