子供の不登校、引きこもりのご相談を受けることがここ半年くらいで急に増えてきました。
皆さんに共通していることは、
夫婦関係が良くない
ということです。
子供にとっては、
お父さんとお母さんの関係が良くない
ということになりますね。
皆さんお子さんに対してあの手この手で手を尽くしていますが、なかなか改善は難しいようです。
不登校や引きこもりを克服した家庭の共通点は、
夫婦関係の改善
です。
お子さんに対して直接あの手この手で頑張ることも大事ですが、夫婦関係を良くすることを優先した方が良い結果が生まれる可能性があるということです。
子供は自分が不登校や引きこもりになることで注意を自分に向けさせてお父さんとお母さんの問題を先送りにしている、
という見解もあります。
これはもちろん無意識ですので、お子さんに聞いてもそんな答えはもちろん返ってきません。
子供が言う学校に行きたくない理由と、実際に不登校や引きこもりを引き起こしている理由は微妙に違っていることが多くあります。
行きたくない理由は本人でもわかっていないということです。
それは大抵の場合、お父さんとお母さんの不仲による影響なわけです。
家庭内が不穏ですと、本来はエネルギーを充電するはずの場所がエネルギーを奪われる場所になるので当然エネルギー不足が生じます。
すると、今まで対処できていたこと、
例えば、
友人間でのちょっとしたいさかい
や、
ちょっと苦手な行事
に対して頑張れなくなります。
ひと踏ん張りがきかなくなります。
そのため、
今まではちょっとしたケンカと捉えていたことをいじめられたと捉えるようになったり、
ちょっと苦手だけどそれなりに楽しめていた行事も単なる苦痛でしかない重い行事に変わったりしてしまいます。
この微妙な変化が不登校や引きこもりを引き起こします。
親が安定すれば子供も安定し、親が幸せであれば子供も幸せになることが多いので、
ぜひ夫婦関係の改善も並行して、そしてちょっとだけ優先して行って欲しいものです。
夫婦関係の改善と、子供の不登校や引きこもりの改善で、一石二鳥です。
不登校や引きこもりを克服するには、
という内容で書きましたが、
不登校や引きこもりはそもそも悪いものなのか、
という疑問を持ちつつ書きました。
柔軟な考え方が大事ですからね。
ご相談すること自体に悩まないでくださいね。
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