と一般的に言われていますが意外と知らない方が多いので改めて。
※これから先は一般的に言われていることですので、必ずしも当てはまるとは限らない、ということを予めご了承ください。
男性は、いわゆる職場で良いとされているコミュニケーションをどんな時でも使っていると言えます。
結論から先に、
要点を明確に、
感情をなるべく入れずに、
そして短く簡潔に、
こんなイメージです。
男性はこういったコミュニケーションを家庭でも持ち込みがちですので、女性からしたらどこか冷たいというか事務的な印象を受けるのではないかと思います。
会話を通して気持ちの交換をする喜びや必要性が女性より薄いということもあると思います。
また、夫婦での話し合いの際に、黙り込む夫に遭遇することがあると思いますが、あれは次に話すことを真剣に考えている最中であることが多いです。
ですので、考え中の時にあれこれ話しかけられると、考えがまとまらなくなったり、新たに話しかけられた話から考えることが増えるためさらに考えることになる(黙り込むことになる)、という負のスパイラルに陥ります。
決して妻の話を聞いていないわけではなく、思考が追いついていない状態であるということです。
頭をフル回転させている状態で、どこか「心ここにあらず」といった印象を受けることがあると思いますが、そんなことはないということです。
むしろ「心ここにあり過ぎ」の状態と言えます。
そんな状態の時に回答を急かされると、「何か言わなくちゃ」と焦って無理矢理発言しようとします。
その結果、ぶっきらぼうな言い方になったり、思ってもいないことを言ってしまったりしてしまいます。
つまり、急かすことで心ない発言を引き出してしまっているとも言えます。
妻側としては、夫に少し考える時間を与える、ということがベターとなります。
また、男性は女性よりも思ったことが瞬時に言葉になりにくい(タイムラグがある)ということも覚えておいてください。
(右脳と左脳を結ぶ脳梁の太さの違いと言われていましたが、証明はされていないみたいです)
一方で女性は、思ったことを話しながら考えていく傾向にあります。
女性自身も自分が本当に何を話したいかわかっていない状態から話し始めます。
話がどこに向かっていくかわからないので男性側からすると、
「まとめてから言ってくれ」と言いたくなったり、
イライラを顔に出したりしてしまいそうになることがあると思いますが、
そこは我慢です。
カウンセリングをしていて思うことでもありますが、どこに向かっていくのかわからない状態が続いても必ずと言っていいほどしっかり着地します。
しっかり話を聞いていれば女性は安心して話すことができ、結果ちゃんと終着点にたどり着いてくれます。
「お見事!」と言いたくなる時があります。
いつも申し上げていますが、どちらの話し方が良い、ということはありません。
お互いの特徴を知っておき、さらに少しずつお互いがお互いの特徴に歩み寄ることが大事です。
男性は職場で良いとされているコミュニケーションを少し控えてみるとか、
女性は少し考えてから話してみようとか、
男女の特徴の中間点に歩み寄る努力が大切なのかと思います。
最後になりますが、
何か話をする時にある程度時間を決めるということも大事かなと思います。
話す側にとっても聞く側にとってもメリットがあると感じます。
人は先の見通しが立っているとストレスになりにくい、という傾向があります。
時間が決まっていれば聞く側のストレスが軽減されるので話を聞く集中力が持続します。
その結果、話す側も集中して聞いてくれることに安心感を持ち、話しやすくなるかと思います。
話す側聞く側とはっきり別れる会話なんてなかなかないのですが、参考になれば幸いです。
ご相談すること自体に悩まないでくださいね。
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