歯ブラシや輪ゴム…筆記用具でないモノで書くことによる想定外の書き方上達 | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

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「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

歯ブラシで書いてみたり、

 

フォークで

 

輪ゴムで

スポンジで

 

鉛筆、ボールペンなど、どんな筆記用具でもキレイな書き方できるのは、「筆らしい線」がひけるから。「筆らしい線」とは、筆の特性(弾力や先効き感)が引き出た、生命力のある線のことをいいます。

 

 

要するに、「筆のらしさ」に感得することが、書き方上達のコツなのです。そのためには、「筆ではないもの」で書いてみることも効果的です。

 

例えば、歯ブラシで書くと、穂先がまとまらないことによる不便さを感じますから、穂先がきくことがいかに大切か、身をもって知ることになります。

 

筆ばかりで書いていると気づけなかった「筆のらしさ」を、筆記用具ではない何かで書くことで気づいていく。そればかりでなく、想定外の線が出ることによって、創造や想像の力を育んでいく。

 

今月の創作書道「書遊び大会」では、そんな時間を分かち合っています。

 

 

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