突破・勝負・最幸潮 | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

 

まさに、梅雨空。本日、大津堅田の道場は、分厚い雲に包まれていました。

 

 

外は曇天ですが、中は晴天。みなさん。筆法を磨くためのバランストレーニングを楽しまれています。

 

 

みんなで氣血の巡りの改善タイム。やはり、ヒモトレとバランスボードと蹲踞のコラボは、効き目大です。

 

 

書を嗜みながらバランストレーニング。足元が整うだけで、書き方は整うものです。

 

 

今月の基礎書法講座の確認テスト。「折法」(リズム法)の歴史的展開についてなど、書を書たらしめる前提知識に関する問題です。

 

 

今回の実技では、「蚕頭燕尾」と言われる筆使いを表現できるかがポイントの一つ。お手本なしの一発勝負。ピリッと良き緊張感に包まれます。

 

 

先月の創作書道講義で仕上げた作品の軸装が完成しました。「ウイルス災禍を早く突破しますように!」と、全身全霊をかけて書いてくれました。

 

まだ入会されて間もないも初心者の生徒さん。本当にずばらしい作品です。

 

夕方は、全12クラス中唯一の児童生徒のみのクラス。みんな、とにかく元気いっぱい。毎週毎週、ハイエネルギーな空間です。

 

 

想像性やコミュニケーション能力といった非認知能力、論理性や科学的思考といった認知能力、筋力や柔軟性といった運動能力を、総合的に鍛えていきます。

 

上記の写真は、物事を正確に観察できるようになるための「手で見る稽古」の一場面。

 

 

清書は、一発勝負で書き直しなし(もちろん二度書きなし)。

 

いかに、「ここぞ」というときに力を発揮できるか。それこそが、この子たちの今後の人生を左右していくのでしょう。

 

どうか、いつか訪れる勝負所で、その溢れんばかりの才能を存分に出し切って欲しい。そう願うからこそ、大変に厳しい状況で清書をしてもらっています。

 

 

夜クラスでは、互いの書きぶりを比較しながら、それぞれの「伸びしろ」を探す機会を。≪自分―手本≫という二面関係を、≪自分ー手本ー他者≫を三面関係に変えるだけで、新たな発見があるものです。

 

 

「いままで、いつが一番幸せだった?」と尋ねられたら、「いまでしょ!」と即答できるような、良き一日でした。みなさん、今日も、ありがとう(^-^)

 

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