書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

バランストレーニングや書道古典講座など「書かない書の稽古」を取り入れることで、本来の「書の稽古」を実現。経験を問わず、子供から大人まで、存分に『書のたのしさ』を味わる場所をつくっています。

武田双鳳の書法道場は「書を通じて人生を豊かにするための場所」です。京都道場(京都駅近く)と滋賀大津道場(堅田駅近く)には全国各地から生徒が集っています。オンライン受講も可能で、自宅にいながら書法道場の稽古を嗜むこともできます。

・こども(習字・硬筆)…美しい字の書き方だけではなく、論理的思考能力や身体感覚、コミュニケーション能力など、書を通じて「生きる力」を養います。

・おとな(大筆・仮名小筆・ボールペン字・筆ペン字)…古典臨書などベーシックな「書く書道の稽古」に、基礎書法講座やバランストレーニングなどの「書かない書道の稽古」をブレンドすることで、『本来の書のたのしみ』を味わっていただきます。

初心者歓迎です。まずは、お気軽に体験入会されてください。

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「あけましておめでとう!」と
笑顔で京都道場で2026年初稽古です😊

初回は条幅課題にチャレンジしますが、
「自ら選んだ書風」で課題制作に取り組みます。

水の中には入らないことには
水泳が上達することはないように、

書道も「書の海」(古典の世界)に
入ってみないことにはー。


趙孟頫や何紹基、徐渭、王鐸、傅山、査礼⋯
それにしても、朝クラスだけでも
色んな書風に囲んでいただきました。

書はモノクロではなく、
実は、とってもカラフルなんだー🌈

生徒の皆さんも、
そう感じていただいているかと思います。

初日の出とびわ湖の棚田風景

元旦。初日の出を拝んだ後は、

びわ湖の美しさに感動しつつー

 

今年も書き初め・砂書道!

砂に書くことで、「刻む」という書の基本に立ち返れますし、

長い棒を筆のように使うことで、俯仰法などの用筆法を向上させることができます。

 

 

2026年は1月3日が初稽古。

小中学生と大人の生徒さん達が、ワイワイと書に励んでくれました!

 

 

テーマは『元気がでる言葉』。

通学生のみなさん、創作書道「書遊び全国大会」にチャレンジしてくれました。

 

普段の稽古では、

与えられた言葉を、与えられた課題(ポイント)に沿って書きますが、

 

「書遊び大会」では、

自分で言葉と道具を選び、自らの創意工夫で「書」を創っていきます。

 

もちろん、「お絵描き大会」ではありませんから、

「画数を守る」「墨汁と半紙を使う」といった制約はあります。

 

ただ、「筆以外の道具で書く」

(たとえ、筆であっても鳥毛などの珍品筆で)という条件ですから、

 

ミカンの皮やペットボトルなど、

みなさん、さまざまなアイテムを持ち寄ります。

 

筆以外の道具で書くことで、筆本来の特性を再発見できますし、

想定外の線表現に出会うことで新たな書表現が開かれるキッカケにもなります。

 

 

みなさん、もりもりと創作意欲を露わにしてくださり、

とってもステキな作品をつくられました!

 

 

いか、児童生徒さんの取り組みについて、少し書いてみます。

 

[児童生徒さんの書遊び大会の取り組みの例]
①まずは「テーマ」を考えよう!

かわいく、かっこよく、おもしろく・・・どんな表現にしようかな?

まずは、デザインの下書きを鉛筆でしていきます。




②次に、使う道具を決めよう!

スポンジ、ドングリ、レゴブロック・・・

どんなアイテムを使って、

どんな「点画」や「造型」で文字(言葉)を表現していきましょう?


③最後に、自分の作品の良さを語ってみよう!

その作品には、どんな魅力があるかな?どんな、アイテムをつかって、どんな工夫をしたかな?

なぜ、その言葉を選んだのかな?

 

プレゼンや説得、説明をする機会は、「生きる力」を磨くものです。

本来の書の稽古は、「書く」と「語る」が一体になったものなのです。

 

クラスによっては、大人の生徒さん達の前にして説明をするので、

物怖じしない姿勢(度胸など)も身につけることができます。

 

さすがに、中学生ともなると巧みなプレゼンをする子も出てきます。

 

産まれたころは喜怒哀楽の感情に捉われていた自分が、成長するにしたがって「自由」を得ていくストーリーを、見事に、自分の書作品をみせながら説明。みんなの心動かし、投票を集めていきました。

 

 

小3の生徒さんの作品(写真は下書きです)。

ここから、細かく丁寧にデザインしていったのすが、途中でタイムリミットが訪れてしまいました。

 

「出来ていないから出したくない」と涙しそうでしたが、なんとかアシスタントさんが説得して、未完成ながらも提出。プレゼンもしたくなさそうでしたが、みんなのフォローを得ながら、ようやく自分の作品について説明してくれました。

 

 

 

そんなことがあって、代表作品を選ぶ投票が始まります。

 

ひとりひとり、自分以外の作品に投票していくと、

なんと、「さいごまでがんばる」が最多得票に!

 

「なぜ投票したか?」の説明では、

「デザインが細やか」「可愛いらしい」といった高評価。

 

本人が一番驚いた顔をしていましたが、

「さいごまでがんばってよかったね!」と心から感動しました。

 

 

 

月末頃には、みんなの作品を取りまとめ、東京での審査に提出します。

今回も、みなさんから、たくさんのファインプレーをいただきました。

 

すばらしい作品を、本当にありがとうございます!

 

 

「子供の数はペットより少ない」と聞いて、ここまで少子化が進んだのか・・・と驚きます。
 
出生数は70万人をきり、「今の減少率が続くと696年後、日本の子どもがたった1人に」という説もでるほど。
 
自分が小中学生の昭和の頃は、子供が多すぎて校舎が足りず、仮設教室も作られたほどでしたが、令和の子供は“絶滅危惧種的”な存在になりつつあるのでしょうか。
 
最近、児童手当2万円上乗せ給付が閣議決定されたように、少子化対策はされていくでしょうが、昭和の頃のように子供がわんさかいる時代は、もう戻ってこないような気もします。
 
ただ、マイナス面ばかり強調される少子化ですが、少子化のおかげで、きめ細やかな教育やケアが可能になったとも考えられます(だからこそ、大谷翔平選手のように世界で活躍する若者が増えてきたのかも)。
 
(モナコを除けば)日本は世界一の少子高齢化率。この国で子供達は、これから、どのように生きていくのでしょう。「書」は、子供たちにとって、どのような役割を果たしていくのでしょう。

いかに人工知能が発達しようが、それぞれの肉体(身体)が存在している以上、肉体に基づく非認知能力や身体表現(コミュニケーション力や表現力が創造性など)の意義は失われないどころか、ますます大切になっていくでしょう。
 
「書」は、いまここにある肉体(身体)の可能性を広げゆく歴史的文化的アイテムです。子供達に、そんな「書」の愉しさを、また伝えていきたいと思います。
 
 
※以下は、通常稽古の一場面。
会員向けには書法道場オンラインインサロンでも配信しています。