書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

バランストレーニングや書道古典講座など「書かない書の稽古」を取り入れることで、本来の「書の稽古」を実現。経験を問わず、子供から大人まで、存分に『書のたのしさ』を味わる場所をつくっています。

武田双鳳の書法道場は「書を通じて人生を豊かにするための場所」です。京都道場(京都駅近く)と滋賀大津道場(堅田駅近く)には全国各地から生徒が集っています。オンライン受講も可能で、自宅にいながら書法道場の稽古を嗜むこともできます。

・こども(習字・硬筆)…美しい字の書き方だけではなく、論理的思考能力や身体感覚、コミュニケーション能力など、書を通じて「生きる力」を養います。

・おとな(大筆・仮名小筆・ボールペン字・筆ペン字)…古典臨書などベーシックな「書く書道の稽古」に、基礎書法講座やバランストレーニングなどの「書かない書道の稽古」をブレンドすることで、『本来の書のたのしみ』を味わっていただきます。

初心者歓迎です。まずは、お気軽に体験入会されてください。

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5月のお稽古が始まりました。

美しい書き方は、「すこやかな身体の置き方」を前提にします。

今月は、筆の弾力性と調和するための書の基本動作「蹲踞」の感覚を、バランスボードやひもトレを取り入れながら、養っていきます。


また、美しい書き方は、人類の叡智たる「古典の書法」が前提です。

児童生徒であれ、大人生徒であれ、身体の置き方や、古典の書法を磨くことで、その場限りではない、AI時代においても通用する一生ものの「藝」です。



掲載したのは蹲踞についての動画、バランスボードを使った稽古の一場面、土曜夕方クラスのダイジェスト動画です。

どうぞお氣軽に、実際のお稽古を、お気軽にご体験ください。



5月より6月下旬頃まで、京都銀行のロビーにて、書法道場アシスタントの皆さんの書作品を展示していただいています。

動画でもちょっとだけご紹介しているのですが…
掛け軸、パネル、扇子と、作品のかたちがそれぞれ違うのも、この展示の楽しいところ。

書のスタイルの違いはもちろんのこと、「どう見せるか、どう飾るか」まで、ひとりひとりが工夫を凝らしています。

同じ道場で学んでいても、こんなに個性が出るものなんだな、と、私自身あらためて嬉しくなりました。

京都銀行堅田支店の窓口営業時間内にご覧いただけます。お立ち寄りの機会がある方、タイミングの合う方は、ぜひ足を止めてみてください。

書のある空間が、日常のひとときに少しでも潤いをもたらせたら、それ以上のことはありませんおねがい

 

新緑がまぶしく、吹き抜ける風にも清々しさを感じる季節となりました。

 

今月お届けしたい言葉は、第10回書法道場展「hanamuke」に出品した「感化薫陶」(かんかくんとう)です。

 

 

「感化薫陶」と漢字にすればお堅く感じるかもしれませんが、「かんかくんとう」と平仮名にすれば、その意味の通り、やわらかな雰囲気が伝わりやすいのかもしれません(作品は、漢字と平仮名の中間ほどにある「草書」です)。

 

薫陶の「薫」は、「香り」を意味します。お香を焚きしめた部屋に身を置くと、いつの間にか衣に香りが移っていく。

 

それと同じように、徳のある人や清らかな環境に親しむなかで、自分自身の品性や人格が、自然に磨かれていく。感化薫陶とは、そのような心の変容を表す言葉です。

 

 

ここ書法道場は、単に手本を見て書く場所ではありません。生徒の皆さんの所作、言葉、まなざし、姿勢・・・などが一体となって醸成される「稽古の場」です。

 

もちろん、お手本やアドバイスは欠かせません。けれど最後に、書き手の書を深く育てていくのは、稽古の場に漂う空気であり、互いの交流から生まれる向上心なのだと思います。

 

ただし、場に居るだけで自然に成長できるわけではありません。受け身のまま寄り掛かっているだけでは、場の力は十分には働きません。

 

主体的に関わること。学ぶ人たちと交流すること。自分自身をその場に深く浸していくことで、私たちは初めて、場に育ててもらえるのだと思います。

 

「場を磨く者が、場に磨かれる」

 

そんな言葉ばを常々お伝えしています。自分の在り方は、自分の身の置き場と響き合いながら高まっていきます。

 

書法道場では、「書く稽古」と同じくらい、「書かない稽古」を重んじています。座学で、歴史や文化の奥深さに触れること。体操を通して、自分のからだの聲(心地よさ)に耳を澄ませること。

 

稽古の最後は、みんなで道場を掃除することで、身体性や主体性を整えながら、自らの身の置き場を整えること。

 

一見すると、書き方ばかりを練習してしまうと、どこかで偏りが生まれ、いびつになっていきます。こういった「書かない稽古」をバランス良く取り入れるからこそ、書き方も健やかに向上してくのです。

 

頭と背骨と骨盤が透るよう、呼吸を、深く心地よく整える、発する言葉をていねいに選ぶ・・・日々の小さな積み重ねが、やがて唯一無二の書き方(墨跡)となって、真白な紙の上に現れてきます。

 

 

私が「感化薫陶」という言葉を書にしたのは、日々の稽古に励む皆さまの姿に、私自身が深く心を打たれているからです。

 

道場に入るときの清々しい緊張感、真剣に古典と向き合う、凛とした書き姿、互いの上達を喜び合う、やわらかなまなざし・・・一人ひとりの温かく真摯な立ち居振る舞いが、稽古場の香りを、より豊かに育ててくださっています。

 

素敵な方々が書法道場に集ってくださる巡り合わせを、日々ありがたく感じています。

 

皆さまの姿に触れるたび、師範としての喜びとともに、深い感謝の念が湧いてきます。教えているつもりでいて、実は多くのことを教わり、磨かれているのは、私の方なのかもしれません。

 

烏丸御池「しまだいギャラリー」に展示した作品は、皆さまへの敬意を込めた、ささやかな「はなむけ」でもあります。

 

 

書は、一朝一夕に身につくものではありません。けれど、焦る必要もありません。道場で交わした薫りが、皆さまの衣へ、さらには心へと、少しずつ染み込んでいく。これからも、その微かな変化を、どうぞゆっくりと味わい、楽しんでいただければ幸いです。

 



たった数妙でチラシを作成できるとは…
 

chatgptに「書法道場のチラシを作成して」と書法道場公式サイトのURLを添えて頼んでみたら。 

 

 

いまさらかもしれませんが、AIの進化の速さには、驚くばかりです。既に取り入れている「AIによる書作品審査」も、さらに向上することでしょう。


「AIにできる」「AIにはできないこと」の仕分けはもちろん、「AIにどこまで任せればいいのか」という“AIとの距離感”を以下に保つのかが、より一層大切になっていきそうです。

この文章もAIで書きたくもなりますが、できる限り、肉筆肉声、自分の言葉を大切にしていきたいものです。

はたして、「AI時代における書のあり方」(存在意義)は、どのようになっていくのでしょう。


書の専門誌をひたすらNotebookLMに読み取らせ始めたところですが、書道史に関する知識整理や書法理論の体系化は、AIの力なしではやっていけはしないでしょう。

ただ、AIには「手」がありません。AIは手書き、すなわち、書を嗜むことはできません。臨書の精度は判別できても、臨書をすることはできません。

「AI時代の書のあり方」のヒントは、もしかしたら、そんなところにあるのかもしれません。


 

☆面白くなって、いろんな画像を作ってもらいました。


◎書法道場の稽古の特徴
バランスボードやヒモが巨大すぎるような気もしますが、流派に捉われない「本来の書」に取り組むこと、書かない稽古(知る・動く稽古)の充実、自分の書を表現する機会、清浄の場による稽古など、うまくまとめてくれました。


◎書法道場で児童生徒が磨かれる力
やたらデカい筆をもたせているような気もしますが、確かに、表現力や身体感覚、美的感覚、コミュニケーション力、遊び力を育む稽古しています。

 

◎書法道場へのアクセス 

ちょっぴり、東本願寺の位置などが不自然ではありますが、確かに、このあたりに京都や大津の各道場はあります。

 

 

◎オリジナル書法道場「hanamuke」Tシャツのカタログも作ってくれました。


 

 

 

 



書法道場が大切にしているのは、

ただ字を上手に書くことではありません。


これからのAI時代、

人間にしか磨けない力が、

これまで以上に大切になっていくでしょう。


感じる力。

表現する力。

整える力。

伝える力。

問を立てる力。

他者と関わる力。

深く見る力。

自分で考える力。

美を感じる力。



本来の書道の稽古は、

そのような人間らしい力を

養うものです。A


二度書きできない、

書き直しもできない。


だからこそ、

一点一画に生命を込めることができ、


その積み重ねの中で、

身体も心も磨かれていきます。


書法道場では書を通して、

AI時代を豊かに生きるための力を

大切に育んでいます。


ご興味をお持ちくださった方は、

ぜひ一度、体験入会にもお越しください。