ライター仲間のAが「滅多に見られないモノを見るチャンスがあった」と興奮していた。それは、昔はそこそこ綺麗だったと思われるニューハーフさんのアソコ。
お相手は、もうベテランの域に達する歳で、昭和時代に男をやめたという。そのおじさん…いや、おばさん…いや、彼女とAはひょんなことから知り合い、話をするうちに意気投合。完全に切り落として穴も開けているというので、Aがどんな形になっているのか興味津々だと言うと、「見たい?」と誘ってくれたのだ。
二人は早速ホテルに入った。後にも先にもAのラブホキャリアにおいて、男同士で入ったのはこれが初めてだという。(あ…、もう男じゃないのか?)
以前、人から聞いた話では、割れ目を作るために切り裂いても、人間の体は元に戻ろうとする治癒力が働くため、くっつかないように馬の蹄鉄みたいなものを普段装着していると教えられた。そして、Hをする時にそれを外すのだと…。
だから、彼女もそんなものがついていると思ったのだが…なかったという。普通に肉塊の大陰唇があっただけ。
では、その大陰唇はどうやって作ったのかというと、タマ袋から加工したイミテーション。まるでアワビをくっつけてるみたいで、正直なところ形は本物に比べて良くなかったらしい。
しかし、きちんと割れるところは割れていて薄暗いところで見ると本物と変わらない。ただし、その穴は割れているだけなので挿入することはできない。あくまでもイミテーションだから、挿入はオーソドックスにアナルでするのだ。
彼女に昔のSEX話を聞いたという。
彼女のことをニューハーフと知っていて承知の上でやる男もいる。だが、たまに彼女か
らナンパすることもあるそうだ。自分が元男だということを隠してイケメンをナンパしホテルに誘うのである。
部屋は照明を薄暗くすることで、アソコのイミテーションは隠せるとのこと。当然クンニはさせない。男からは入れさせず、フェラで興奮させた後に自分から騎乗位で入れてしまうのである。アナルに。
たまに男から挿入箇所を疑われることもあるらしいが、「私は下つきなの」と言って誤魔化すという。また、男にしてみても締まり具合があまりにもきつくて気持ちがいいものだから、結局深くは追求してこないらしい。
…ア、ナルほど。
Aは「試してみる?」と誘われたが、丁重にお断りした。ハマッたら怖いというのがあったからだ。
この話を聞いてAはこんなことを思うようになったという。
女はよく「恥ずかしいから部屋を暗くして」と言うが、ナンパあるいは逆ナンで初対面のコとHする時にこんなことを言われたら疑ってみるべきなのかなと…。
考えすぎだと思うが、彼女のアレを見てから疑心暗鬼になっている。
[編集後記]
私も怖いもの見たさで見てみたいと思う…。でも、令和と昭和の手術は違うだろうから、今ちょん切った人の形は先の彼女とは、また形が違うのだろう。それはそれで比較してみたい気もするが…。