お酒の話もたまには閑話休題。

 

先日は三連休をいただき、こだまスタッフにてキャンプを楽しんできました。たまたま見つけて初めて訪ねた相模原の新戸(しんど)キャンプ場。結果から言うと大満足!家族でやってる(ように感じる)とても緩い感じがまたよかった(笑)

 

 

昔は車にこだわってFR+ターボ+マニュアルで何処へでも車で出掛けていた僕ですが、店を始めてからは運転するのは年に2~3回、しかもレンタカー。変われば変わるもんだ。それでもやっぱり運転するのは今も楽しいです。

 

新戸キャンプ場へは中央道相模湖IC経由で、大塚からでも約1時間半。金曜日の昼間だったので渋滞もなくスムースに到着しました。道すがらキャンプ場の手前10分くらいにはマルエツ、たからやフレサなどのスーパーもあり効率よし。それにしても「あれ食べたい!これ飲みたい!」って食材買い込むとエライ量になるね(笑)でもキャンプはそれが楽しいんだよねー♪

 

 

という訳でタープ立てながらかんぱーい♪この後温泉に行くので僕だけノンアル(笑)台風が来てたのでちょっと天気が心配でしたが実際に降ったのは夜から朝までだったのでラッキーでした。

 

そうそう、気になる料金なのですが新戸キャンプ場は他より安めなんです。車1台+テント2張り+タープ1張り+4名で9,800円なので一人あたり3,200円/2泊。昔はかなり汚かったらしいトイレも新しく作り直してキレイ+ウォッシュレット完備だったし(贅沢!)とても快適に過ごすことができました。

 

 

宴会の写真がこれしかないという(笑)少しは炭火が燃えてるとか肉が焼けてるとか撮れってーの(笑)いや、もう楽しくて写真撮ってる暇なんかなかったってのが真相。

 

初日は金曜+雨ということもあり広いキャンプ場に3組くらいしかいないほぼ貸切状態。土日はそれでもけっこうたくさんのお客さんが来て賑やかでしたが、ここはテント泊の場合予約不要だしなんだかんだ広いのでそんなに閉塞感はなかったですね。

 

 

翌朝はちょっと早起きして目の前の道志川で釣りを。ルアーにはまったく無反応でしたがイクラでの餌釣りで15センチくらいのウグイ(ハヤ、オイカワとも言いますね)をゲット。もっと小さいのも釣れたけどさすがにリリース。日中は鮎の友釣りをしている方もちらほらいて(けっこう釣れてました)この辺りまで来ると水もキレイなので気持ちいいです。

 

で、実は今回「ウグイを食べてみよう!」と思っていたのです。子供の頃からそこそこ釣り好きでしたが周囲でウグイを食べる話を聞いたことが無く、しかしネットではけっこう食べてる人もいる(地方によっては伝統的な料理だったりもする)のでチャレンジしてみよう、と思った次第。頭を落とし内臓を取り除き(このサイズでは鱗落しは不要)、粉をつけて少量の油で揚げ焼きしてみました。ああ、これも写真一切無し(笑)結論としては「フツーに美味しかった」です。あっさりほっこりした白身で、臭みはないのですが少しだけ野趣を感じます(これを臭みと言う人もいるかも知れない)がまったく気になりません。ある意味山菜食べてる感じ(笑)もっと下流域のウグイだとちょっとこれが強くなるのかも知れませんが少なくとも水のキレイなところのウグイはけっこうイケます!

 

 

我々のキャンプ全景はこんな感じ。最新のタープを買いたいのですが20年くらい前にドンキで買った激安タープ(というかただのビニールシート!笑)がまだ元気なのでポールやロープを買い足しながら進化させて使っています。ああ、貧乏性(笑)

 

 

そして二日目の宴会もスタート。ビールに始まり日本酒にワインにチューハイに、とにかく飲んだなぁ。

 

温泉は毎日違うところに行きました(笑)備忘録に個人的(あくまで個人的!)感想を。

 

藤野やまなみ温泉(キャンプ場から15分)設備◎、泉質○、塩素臭強め、循環

 

ふじの温泉東尾垂の湯(キャンプ場から20分)設備◎、泉質○、塩素臭弱め、掛け流し

 

京王高尾山温泉極楽湯(キャンプ場から30分)設備◎、泉質◎(わかりやすいヌルヌル感)、塩素臭弱め、掛け流し、混むこと多し

 

そうそう、うちのスタッフこーへーは往復約160Kmを自転車で頑張っていました。僕の周りにも自転車好きが多いけど(北安の山崎くんや仙醸の安藤さんなどなど)みんな凄いなぁ。今回の本番に向けて少しずつ頑張ってたみたいだし、だいぶ身体も締まってきたのはいいことだ(自分のことは棚に上げてw)。

 

金・土・日とおやすみをいただきお客さまにご迷惑をおかけしながら出掛けたキャンプでしたがとっても楽しかったです!(小学生の絵日記か!笑)それにしても新戸キャンプ場、とってもいいよ。あんまり広まると混んじゃって困るけど(笑)でも自然いっぱいだしトイレもキレイだし料金も安いし、のんびりするにはお勧めです。

 

神奈川のみなさん、お世話になりました!

新戸キャンプ場:http://www.shindocamp.com/

 

この業界内でも特に仲良くしてもらってる四谷三丁目の日がさ雨がさの店主、宮澤氏。いろいろ変わった方(誉めてますw)なのだが視点が独特で僕にはない発想がぽんぽん飛び出す。

 

その中で「蔵元杜氏ってその物語性(蔵に戻って家業を継ぐ決意をしていちから勉強して・・・云々)から注目度が高い(かっこいい)けど、雇われてる杜氏って意外に日が当たらないよね」という視点でその職人性、特にプロフェッショナルとしての凄さを伝えられる会をやってみたい、と常々語っていた宮澤氏。

 

確かになぁ、と大いに共感する点も多く、そんなかっこいい男たちの生き様や想い、そしてちょっと裏話なんかを彼らの醸した酒をだらだら飲みながら聞けるイベントを今回共同で企画しました。

 

ホールでの試飲スタイルではなくあくまでお座敷でゆったりまったりしながら呑気に楽しめる会でございます。

 

全員が集まれる日程がなくちょっと日にちのない状態での募集となってしまったため若干の不安はあるのですが(汗)よかったらそんなかっこいい職人杜氏たちの汗と涙の物語を一緒に楽しみにいらしていただければ、と思います。よろしくお願いします。

 

以下、募集要項。

ちょっと長いですが宮澤氏渾身の文章ですので是非(笑)

 

*日がさ雨がささんのブログはこちら

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「酒は人なり。」

造り手の誠実さ、人間性が色濃く反映される酒、

それが「日本酒」。

造り手が変われば酒も変わる・・・

 

「酒造り」の全責任を託される、

誇り高き職人杜氏の知られざる世界。

酒造りに人生を賭ける気鋭の杜氏達がここに集う!

 

表舞台に立つ「蔵元」ではなく、

裏方の「造り手=杜氏」に焦点を当てた異色のトークライブ、

緊急開催決定!

届け!職人杜氏達の、静かにして熱き、魂の叫び!!

 

「職人杜氏トークライブ!2017」

 

 *通称:『雇われ杜氏サミット』

 

★日時:2017年8月27日(日)

 14時~17時(13:30受付開始)

★会費:4500円(お酒・軽めの酒肴付き)

★最大定員:約90名

★会場:荻窪いちべえ

 東京都杉並区上荻1-13-3 第一小河原ビル3F 

 JR/丸ノ内線「荻窪駅」西口徒歩2分

※当イベントについて荻窪いちべえ様への問合せはお控え下さい。

 

 

★参加方法★

 

1.まずはどちらかの店舗にメール、もしくは店頭にてお申込み下さい。

  人数・代表者名・連絡先を必ずご記入下さいませ。

  ■「日がさ雨がさ(四谷三丁目)」higasaamagasa@ybb.ne.jp

  ■「地酒屋こだま(大塚)」jizakeyakodama@gmail.com

 

2.8/25(金)までに、参加費を各店頭にてお支払い、

  もしくは以下の口座に振込をお願いします。

 

 みずほ銀行 四谷支店 普通 1332059 大長野酒祭りin四谷

 

 ※入金確認をもちまして、正式の申込受付とさせて頂きます。

 ※当日会場払いは基本的に受付致しません。

 ※恐縮ですが、振込手数料は各自でご負担下さい。

 ※定員に達し次第、受付を締め切らせて頂きます。

 

8/25現在、まだ定員に余裕がございますので、お支払いが間に合わない方は当日受付払いもOKとさせていただきます(既にお支払いただいた方々申し訳ありません)。なるべくお釣りの無いようにご協力お願い致します。ぎりぎりまで募集いたしますのでよろしくお願い申し上げます。

 

3・当日、13:30~14:00の間に「荻窪いちべえ」様までお越しください。

 

★参加杜氏:(敬称略)

 

・菊池譲  (南部杜氏組合所属:茨城「副将軍・水府自慢」明利酒類勤務)

 

・山内邦弘 (能登杜氏組合所属:兵庫「都美人」都美人酒造勤務)

 

・藤田晶子 (能登杜氏組合所属:和歌山「日本城・車坂」吉村秀雄商店勤務)*写真中央の方です

 

・和氣卓司 (丹波杜氏組合所属:兵庫「仙介・琥泉」泉酒造勤務)

 

・箭内和弘 (会津杜氏組合所属:茨城「御慶事」青木酒造勤務)*「dancyu」2017.3月号より

 

・太田茂典 (南部杜氏組合所属:埼玉「神亀」神亀酒造勤務)

 

【司会】

 

・湯川慎一 (諏訪杜氏組合所属)

 長野「木曽路・九郎右衛門」湯川酒造店 蔵元兼杜氏【元:雇われ杜氏】

 

★こんなイベント(に、なりそう)です。

 

・己の造りたい酒を醸せる舞台を求め、全国を渡り歩く。

 そんな職人杜氏さん達の、苦労話、裏話、親父ギャグも交えながら、

 旨い酒造りに人生を賭ける、誠実な人柄を体感して頂きます。

 

・利き酒イベントではありません。職人杜氏さん達の、深い、アツいトークを聞きながら、

 彼らの醸すお酒を頂く。ただそれだけ。

 しかし! なぜか? いつも以上に酒が胸に沁みわたる…(ハズ)

 

・ペアリングやマリアージュなどはとりあえず関係ナシ。

 枝豆やスルメなど、いたってシンプルな酒肴を(敢えて)セレクト!

 お腹はいっぱいにならないかもしれませんが、

 胸はいっぱいになる事請け合いです。

 

・杜氏自慢の美酒もご用意しますが、

 本醸造や純米の加水火入がメイン、それも常温で呑む。

 そんな呑み方がしっくりくる、時代の最先端をゆく(かもしれない)日本酒イベントです。

 

・こんな話の舞台に、ホール会場は似合いません。

 座敷にどっしり腰を下ろして、じっくり聞いて欲しい。

 荻窪いちべえ様のご協力で、理想的なトークライブ会場が実現しました!

 

・きっと酒が進みすぎてしまう、ハートフルな会ですが、

 杜氏さん達の話を聞かなくなる程の泥酔は自重して下さい。

 

ご参加お待ちしております!

 

 *お問い合わせは地酒屋こだま、又は日がさ雨がさまでお気軽にどうぞ♪

 

昨日の雄町サミット、実はなかなか機会に恵まれず9回目にして初めて参加させていただき大変勉強になりました。うちの店、福島酒と長野酒が多いこともあって雄町酒、少ないんだよね。外ではかなり飲んではいるものの、このような機会はなかなかないので本当に勉強になりました。

 

出品酒195種類+α、全てきちんとテイスティングしました。ひとつひとつの感想は期待しないでください。だってお酒は好みだし、僕が美味しいって言ってもそれがこれを読んでくれている貴方様に必ずしも通じる訳ではないから、ね。

 

第一部終了後の優等賞発表&講評を聞いていろいろ思ったことがありました。

 

まず審査の前提として、「雄町という米の特性をきちんと表現できている」ことと「醸造や管理の過程で間違いのないもの」ということを重視して審査をしているとのこと。

 

これ、一般の方には難しい話なんですが審査する先生たちのレベル、言い方を変えると「醸造(管理も含めて)というものを完全に理解できている舌」って結構な高レベルでして、僕らが「これは美味いねぇ、いいねぇ」という話とはそもそものベクトルが違ったりする訳なのです。

 

要するに僕らが美味しい、と感じても醸造学上の欠点があればそれはダメな酒、となってしまう訳です。

 

なので例えば僕のテイスティングはどうしているかというと「醸造レベルで素晴らしいお酒」と「美味しい、売りたくなるお酒」という二つに分けて評価をして区分けをしています(もちろん両方を満たす酒もあります)。もちろん今回優等賞を取ったのは前者が多かったことは言うまでもありません(うちのお酒のほとんどは後者・・・笑)。

 

そこら辺が難しいなぁ、と思うのです。山廃系で酸がしっかりした酒や香り系でジューシー(一般受けしやすい)な酒など、個性のある酒が選に漏れがちなので、特に日本酒初心者には分かりづらい結果になるような気がします。

 

だから一般の飲み手がこの優等賞結果を見て実際に飲んでみても必ずしも自身の好みとは一致しなくてもあまり気にしないで欲しいと思います。「ええっ、これが優等賞?」と驚く人もいるだろうし、「そうかこれが美味しい雄町なのか・・・私には理解できないけど勉強しなくちゃ」なんて落ち込んじゃう人もいるだろうし、まぁ違ってて当たり前なのですのであまり気にしないでね。

 

と書いていて気がついた。全国新酒鑑評会も同じなんだよね。そう、どうしても極めた人間が選ぶとこうなっちゃうんですよね。では誰が選べばいいの?と言われると困っちゃうけど・・・(苦笑)

 

故に選者が変わったら結果も変わるのです。もしフツーの飲み手が選者になったら真逆の結果もあり得るし、でもそれは先生方から見たら「雄町や醸造を理解していない人が選んだ結果」って笑われちゃうとは思いますが(笑)

 

要するに、造り手の目指した味が選者それぞれに雄町らしい、美味しいと思われれば結果としてよい評価になる訳で、今回選に漏れた酒の全てがイマイチな酒という訳ではないのです。雄町を使って雄町らしい酒を造ろう!という蔵もあれば、雄町を使って(雄町らしさはさておき)とにかく美味い酒を造ろう!という蔵もある訳で。あ、醸造過程や後処理が酷いお酒(いくつか有った・・・)は論外ですけどね。

 

何というか、優等賞を取ったお酒の「全てがときめきますか」と言われれば「そうでもなかったよ」と言いたい訳で。

 

でも雄町をきちんと広めようと努力している岡山県や雄町に関わる方々の気持ちを考えるとこれは極めて正しい方向性な訳で。

 

だからもし変えるとしたら優等賞の他に「一般受け部門」とかを併設するしかないのかな、と僕は思います。まぁ、要らんか(笑)

 

ところで興味深かったのは「雄町らしさとは何でしょう」と質問された先生方の中にも微妙な意見の個人差があったこと(笑)みんな人間らしくて素敵でした。

 

以上、あくまで個人的な雑感でした。

このような貴重な機会を設けてくださった関係者のみなさまのご尽力に感謝いたします。