山は癒し海は浄化
20代の頃はよく海を見に行った。
…一人で
特に失恋したあと眠れない夜には海岸へ行った。
思い出の写真も缶に積め海に投げた…汚してごめんなさい。
昔は青木港があり、神戸の一大フェリーターミナルとしてひっきりなしに四国、九州へ向かう船が24時間出入りしていた。
船を待つトレーラーがいつも駐車場にはいっぱいだった。
乗客用待合室は夜中でも人が多く、紛れてボーッと船を何時間も見ていた。1時間に一隻ペースで入港してくるのでずっと何かしら動いてる印象があった。
やがて不景気から青木港は閉鎖、ターミナルはバラバラに分散した。
考えればそれ以降、目線は山に向いてる気がする。
フェリーに何度も乗った。登山なんかしていない。
でも自転車で峠越えをすると、死ぬほど登りはきつくとも、見覚えのある草木や昆虫を見つけると嬉しくなる。
山道を一人歩くと繁みから何か出て来そう、木々が空をも覆う道は不安になる。
海は海で水泳部だったにもかかわらず、深いと怖い。高所に感じるのと、得体の知れないものが出て来そうなのだ。
なのに都会に埋もれてるより、気分は良い。
現実逃避か自然の力か…解らないけども…
死ぬなら消えるように樹海が良いなんて思うが、怖くなりすぐ出てきそうだ。


