(vol.0096)




こんにちは!


社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。


今日は月曜日なので
経営に関する「お金」
の話です。


前3週にわたって説明してきましたが、
いかがでしょうか?

決算書を『使う』
(1)現状把握編

①全体像編
②変動費編
③固定費編

経営数字の現状を
『図』で書くことできそうでしょうか?


今日は、復習を兼ねて
④粗利編です。


まずは、
白板、もしくはノート

と、

決算書

を片手に、
見よう見まねでもまずは
図に書いてみませんか?


決算書から、以下の数字を
拾ってみます。


売上、
経常利益、
変動費(前回のブログを参照)、
固定費(前回のブログを参照)


粗利=
「売上」- 「変動費」


粗利率=
売上に対する割合


では、具体的に粗利と粗利率
みていきます。


売上100のうち、
かかる変動費はいくらでしょうか?

例えば

(1)変動費20の場合
  変動費20:粗利80(=売上100−変動費20)
(2)変動費50の場合
  変動費50:粗利50(=売上100−変動費50)
(3)変動費80の場合
  変動費80:粗利20(=売上100−変動費80)

となりますよね。

大きさで言うと、
こんな感じでしょうか。

(1)変動費20の場合

(2)変動費50の場合

(3)変動費80の場合

粗利の大きさ変わってきますね。
図で考えるメリットは、
こういうことですね。


自社の図の形はどんなかたちでしょうか?


粗利率とは
粗利率 = 粗利 ÷ 売上

①であれば、粗利率80%
②であれば、粗利率50%
③であれば、粗利率20%

です。


描いてみると
感覚的に理解しやすいですね。


毎月の数字を
こうやって書いていくと、
感覚的に理解しやすいですね。


数字を全然習ってこなくて
苦手ですとおっしゃっていた
社長と
目の前で図に書いて
毎月、行動がどこの数字に
影響するか対話を重ねました。


1年も経たずに、
行動がどう数字につながるか
わかった。
と、今まで感覚で考えていたのが
数字の裏付けが出来るように
なったとのことでした。


そして、社長の頭の中で
行動と数字が連動することで、
業績も変わっていきました。


この考え方を、
なぜ学校の授業で
やらないのか?


これを起業家、事業家が
知って、使えることで、
経営が変わると信じています。


まずははじめの一歩から。
一度いかがでしょうか?


今日はここまでです。