宮城・青根温泉「湯元不忘閣」その6 本館 | 気ままに☆旅の雑記帳

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川崎町の青根温泉にある「湯元不忘閣」さん。

 

1907(明治40)年に建てられた本館をはじめ、土蔵や離れ、御殿棟など7棟の建物が

国の登録有形文化財に指定されています。

 

 

 

玄関ロビーから廊下に従って進むと右側にある、お茶処「喫茶去 金泉堂」。

奥に大湯や御殿湯があるので、温泉のハシゴの途中で立ち寄りました。

 

 

 

中には、宿を紹介した雑誌などが置かれ、自由に見ることができます。

 

 

 

 

無料のドリップコーヒーと地酒(夕食前の時間帯のみ)なども用意されています。

下戸なので飲みませんでしたが、無料でお酒が出る宿は初めてです。

 

 

 

向かいには無料のマッサージチェアが置かれた休憩所もあります。

もちろん、利用させてもらいました。

 

 

 

大湯の前に飾られている「日本秘湯を守る会」提灯。

こちらの宿は、日本秘湯を守る会の会員になっています。

 

 

 

御殿湯の前には、大正9年の「浴場取締規則抜粋」掲示されています。

当たり前のことばかりですが、当時は守られていなかったということでしょうか…。

 

 

 

2階に上ると、中央の張り出した部分に休憩スペースがあります。

風情があり、昔にタイムスリップしたような感覚になります。

 

 

 

休憩スペースからは「青根御殿」と呼ばれている御殿棟が見えます。

1932(昭和7)年に再建復元されたものですが、歴代の仙台藩主が滞在した建物です。

 

現在は展示室になっていて、伊達家ゆかりの品々が展示されています。

別の機会に紹介しますが、‟館内歴史ツアー”に参加すると、見ることができます。

 

夕食前に温泉のハシゴだけでなく、登録有形文化財の本館のプチ散策もできました。