3月23日、米沢市の郊外にある「小野川温泉」へ行きました。
約1200年前に小野小町が発見したといわれる温泉です。
今回は、「うめや旅館」さんで立ち寄り湯をしました。
フロント脇の廊下を少し進んだ右手に浴室があります。
男女別の内湯と家族風呂(宿泊者のみ)があります。
小野川温泉は80度の4号泉と35度の5号泉の2種類の源泉があります。
多くの施設は2つを混ぜたり、加水したりして使用しているそうです。
こちらの旅館は混ぜることも加水することもせず、4号泉をそのまま使用しています。
熱交換システムによる「こだわり温泉のしくみ」の説明が掲示されています。
泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉で、pH値は6.9です。
もちろん、源泉100%かけ流しです。
硫黄の匂いが漂う浴室は、5~6人が入れる大きさの浴槽があります。
無色透明でとろみがあるお湯は、出汁の効いた薄塩味がします。
湯出口からは毎分43Lの源泉が流入し、手前のパイプから排水しています。
とても温まりがよく、お湯の濃さを実感しました。
貸切状態で、源泉100%かけ流しの「こだわり温泉」を堪能することができました。