3月23日、米沢市にある「伝国の杜・米沢市上杉博物館」へ行きました。
国宝『上杉本洛中洛外図屏風』をはじめ、上杉氏ゆかりの品を所蔵しています。
入館すると、可動式の能舞台があります。
能舞台の奥に「置賜文化ホール」が併設されています。
今回は、常設展示室のみの見学です。
一部撮影禁止の場所以外は、フラッシュなしで撮影できます。
展示は、上杉氏の米沢入部の紹介から始まります。
上杉氏は、1601(慶長6)年、会津から米沢に入部しました。
『上杉本洛中洛外図屏風』をバーチャルで体験できる「洛中洛外図の世界」。
『上杉本洛中洛外図屏風』は、織田信長が上杉謙信へ贈ったといわれるものです。
(撮影禁止なので、画像をお借りしました。)
屏風のレプリカが展示されている「上杉文華館」に続きます。
このときは、国宝「上杉家文書」のホンモノも展示されていました。
米沢に入部した直江兼続の業績を紹介する「米沢城でござる」。
9代藩主・上杉鷹山の改革を紹介する「上杉鷹山改革への道」。
「鷹山シアター」で詳しく知ることができます。
当時の人々の暮らしを再現した「実りのジオラマ」。
古文書の折り方を体験できる「上杉家文書の世界」。
印刷された直江兼続の書状を使って、実際に「折紙」を折ることができます。
「本紙」を「封紙」で包む「捻封」の折り方も体験できます。
マニアックなコーナーですが、ハマってしまいました。
こちらは「体験!鉄砲足軽組」。
鉄砲隊の気分が味わえるシューティングゲームができます。
他にも米沢の考古遺物や東二の丸跡調査の復元などもあります。
スペースはそれほど広くはありませんが、体験しながら学べる施設でした。