愛知・半日で世界一周旅行「リトルワールド」その6 | 気ままに☆旅の雑記帳

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ヒマがあってもなくても旅に出ています。
旅先では、名所を見る、おいしいものを食べる、温泉に入る、御朱印をいただくなど、何でもありのことをしています。
国内外の旅はもちろん、ちょっと出かけたところでのことを気ままに綴っていきます。

 

屋外展示のラストのゾーンⅧは、韓国です。

 

 

 

慶尚北道の山村に1920年代に建てられた家を移築、復元した「韓国 農家」。

 

 

 

鉤の手型に並ぶ2つの棟を塀で囲んだ、比較的大きな農家です。

母屋にはオンドル部屋と板の間、炊事場、ウシ小屋、作業場などがあります。

 

 

 

かつての地主(両班)の家を慶尚北道の山村から移築復元した「韓国 地主の家」。

 

 

 

口の字型の母屋には、主人の部屋と主婦の部屋が棟を分けて配置されています。

 

 

 

それぞれ夏用の板の間と冬用のオンドル部屋があります。

 

 

 

地主の家の前に「ナンジャモンジャ」の木がありました。

「ナンジャモンジャ」は、特定の木の正式な名前ではありません。

 

 

 

「ナンジャモンジャ」は、名前の分からない樹木を呼ぶために付けられた愛称です。

「ヒトツバタゴ」を指すことが多いですが、他の場合もあるそうです。

 

 

 

韓国の済州島で見た「トㇽハルバン」。

こちらは、済州道観光協会から寄贈されたものです。

 

 

 

世界一周旅行中ですが…

実は「リトルワールド」は、愛知県と岐阜県に広がる愛岐丘陵に位置しています。

 

 

 

この道がちょうど2つの県境になります。

向かって右側が岐阜県可児市、左側が愛知県犬山市です。

 

 

 

いよいよ最後は、江戸中期に創建された農家を移築した「山形県 月山山麓の家」。

当初は4部屋だけだったものが、明治中期に増築し、多層型の養蚕農家となったそうです。

 

以上で、世界一周旅行は終わりです。

最後に「帰国」のスタンプとともに記念品をもらいました。

 

これまで紹介した以外にも魅力的な建物や施設がたくさんあります。

このあと見学した本館の展示については省略します。

 

忠実に復元された建物は、本当にその国を訪れているような感覚になります。

スマホまで、撮った写真を「世界旅行」と間違えて認識するほどです。

 

約30年ぶりに行った「リトルワールド」は、とても見応えがありました。