全国にある祇園社の総本社で、「祇園さん」の名で親しまれている八坂神社。
毎年、大晦日に「をけら詣り」で参拝していますが、日中に行くのは久しぶりです。
1646(正保3)年に建立された表参道に位置する「石鳥居」。
地震で倒壊しましたが、1666(寛文6)年に補修再建されたものです。
本殿の南側にある「南楼門」。
四条通の突き当りにある「西楼門」が有名ですが、実はこちらの南楼門が正門です。
祇園のお茶屋や料亭などから奉納された提灯がたくさん並ぶ「舞殿」。
1866(慶応2)年に焼失し、現在の建物は1903(明治36)年に再建されたものです。
国の重要文化財に指定されている「本殿」。
祀られているのは、素戔嗚尊と櫛稲田姫命、八柱御子神です。
本殿と拝殿を一つの屋根で覆う独自の建築様式で「祇園造」と呼ばれています。
現在の建物は1654(承応3)年に徳川家綱が再建したものです。
平家の繁栄につながったといわれる、平清盛の父の逸話が残る「忠盛燈籠」。
付近で見かけた鬼を、平忠盛がこの燈籠に灯りをともす僧と見破ったという逸話です。
受付時間内だったので、御朱印を直書きしていただきました。
大晦日や元日は書置きのみなので、久しぶりの直書きです。