長野・江戸時代の古い町並みが残る「奈良井宿」 | 気ままに☆旅の雑記帳

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7月23日、塩尻市にある旧中山道「奈良井宿」へ行きました。
街道沿いに約1kmにわたって、江戸時代の古い町並みが続きます。

 

 


奈良井宿は、北から下町、中町、上町の3つの町で構成されています。
奈良井宿駐車場に車を停めて、下町から歩きました。

 

 


奈良井宿は「奈良井千軒」とよばれるほど、賑わった宿場町だったそうです。
現在は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

 

 


奈良井宿には、山の湧き水を引いた「水場」が6か所あります。
現在も水場組合が維持・管理をして大事にされています。

 

 


「横水」の水場を境に中町になりますが、中町に入ると、道幅が広くなります。
中町は、本陣や脇本陣、問屋などが置かれ、宿場の中核を担う場所だったそうです。

 

 


脇本陣だった「御宿 伊勢屋」さん。
現在は民宿になっています。

 

 


「鍵の手」とよばれるクランク形状の道路が上町と中町の境になります。
道の屈曲を作り、敵の直進と見通しを防ぐという機能があります。

 

 


上町は、奈良井・藪原地方の名産「お六櫛」作りを中心とした職人町だったそうです。
 

 


お六櫛の問屋として栄えた「旧中村家住宅」。
奈良井宿の町並み保存のきっかけとなった建物なのだそうです。

 

 


奈良井宿上町の南端にある水場「宮の沢」と「高札場」。
現在立っている高札場は、50年ほど前に復元されたものです。

最後に、南端にある「鎮神社」を参拝しました。
こちらは、次回に紹介します。

 

 


土曜日の昼前でしたが、思いのほか空いていました。
おかげで、のんびりと奈良井宿を散策することができました。