Sarah Alainn Quartet@Billboard Live Tokyo 2024
お馴染みのサラ・オレインさん
自分として今年初のライヴ参戦は、Sarah Alainn Quartetとしてジャズ・ライヴBillboard Liveにおける3公演
その初日は・・・
5月11日(土) Billboard Live Tokyo
但し、サラさん、今年になって、体調を崩され、声が十分にでない・・・
スイスでのステージでは歌うことができず、御自身のラジオも2週欠席・・・
心配されましたが・・・しっかり治療に専念されたこともあり、完治
万全の状態でこの日に挑まれたようです。
(尚、主治医の先生も来られているとのことです。・・・)
今回のライヴ
~MAY there be Jazz!~とサブ・タイトルが付けられています。
この日は、名古屋から・・・何とかギリギリにBillboard Live Tokyoに到着
ファースト・ステージ、開演予定時刻16時30分を回ってライトダウン
ステージには・・・
早川哲也さんベース、高橋信之介さんドラムス
そして今回初参加の田中菜緒子さんピアノ🎹、3人が定位置に登場
ピアノ🎹を中心に演奏がスタート、そして、歌声が・・・
サラ・オレインさん、階上より登場
1曲目は、Nina SimoneのFeeling Good
黒のミニの衣装、何ともパワフルな歌声、ステージに上がり、タイトル通り・・・
"How Do You Feel Good?"と・・・病気以前よりパワフルに聴こえます。
パーカッション音が聴こえ、そこで歌い始めるのは・・・
George Gershwinの It Ain't Necessarily So、ほぼ無伴奏で歌い、後半・・・
バイオリン🎻を聴かせてくれました。
「東京、今日は有難うございます・・・サラ・バンドです・・・」
5月は"May"、"May The Force Be With You! "というStar Warsの台詞・・・
今回のタイトルはそのダジャレとのことです。
サラさん、カリンバを手に・・・奏でながら、静かにスローに歌うのは・・・
My Favourite Things、途中からバンドが加わり、アップ・テンポに
場内も手拍子、軽快に盛り上げて、ピアノ🎹、ベースもソロいき・・・
カリンバもフィーチャー、サラさん後半は熱唱です。
一転、ピアノ🎹、そしてサラさん、再びバイオリン🎻を手に・・・
力強いプレイになって、オリジナル曲 Animus、終始ノリよく・・・
各自のプレイもフィーチャー、ここでメンバー紹介です。
「カリンバをEarth, Wind &Fireのようにプレイしたかった」とサラさん
ここで、May There Be Happiness"と乾杯
ステージはまた一転して、静かなピアノ🎹から、My Funny Valentine
しずかにじっくり聴かせるサラさん、途中パワフルに、最後は静かに・・・
続いても、ピアノ🎹から、サラさんのライヴではお馴染み Calling You
場内も聴き入っていました。
「クールダウンしたので、これからアゲアゲです・・・」
今年は、パリ五輪ということで、フランスの曲・・・ベースが響いて・・・
フランス・ギャルのヒット曲「娘たちにかまわないで」
アップ・テンポとなり、アイドル風に歌い始め、後半はパワフルに・・・
ここで、サラさん、キーボード🎹に付いて、静かに歌い始めたのは・・・
バラードですが、どこかで聴いたメロディ・・・そう、実は何と
YOASOBIの「アイドル」、アップ・テンポになり、サラさん、立ち上がり
ドラムスもパワフルに、場内も手拍子で盛り上がりました。
尚、サラさんはいったんステージを後に・・・
その間、ピアノ🎹中心のインストゥルメンタル曲となり、パワフルに聴かせました。
静まったところで、静かにピアノ🎹がプレイされ、サラさん再登場
今度はロング・ドレス、静かに歌うのは、「サガ エメラルド・ビヨンド」から・・・
後半、アップ・テンポに、但し短く・・・続いてスキャットからバイオリン🎻もプレイする
「ロマンシング サ・ガ」から、ピアノ🎹、ベース、ドラムスとのかけ合いも・・・
熱いプレイを聴かせました。
ここで、サラさん、このゲーム・ミュージックについて話して・・・
作者の伊藤賢治さんが来られるということで、初めてバイオリン🎻もプレイ
続いても、「サガ エメラルド・ビヨンド」からサラさんが詞を書いたと言う・・・
Crazy For Who、アップ・テンポでノリよく歌い、場内も手拍子
途中、ラップも入り、ライヴもクライマックスへ・・・
ここでベースが響いて、Stevie WonderのI Wish、近年こちらも定番に
サラさんパワフル盛り上げ、各メンバーのソロもフィーチャー
そしてサラさんもファンキーにクラヴィネット🎹、ヴォコーダーをプレイ
パワフルにフィナーレ、"Ladies & Gentle Men!, Thank You, So Much!"
いったん終了となりました。・・・
サラさんたち再登場、「アンコール、有難うございます。」
そして、Spain、今回、最初からアップ・テンポに、場内手拍子
ここでもメンバーのソロ、特にドラムス、サラさんのバイオリン🎻も・・・
ここは、最後熱唱で締めました。・・・
「ナマは変わるから嬉しい」とサラさん
続いても、ゲーム「百英雄伝」から、ストーリーをドラマチックに語るように・・・
アップ・テンポに歌うサラさん、バックのカーテンも開きテンションも上がりました。
「最後に歌う曲、人生の最後、自分らしく生きたと言えますか。」
サラさん、「「サ・ガ~」の主人公のように声を失いました・・・もうダメかと思った・・・でもその時、諦める勇気も大切・・・」
曲の方は、勿論、My Way、そう、Comme d'habitude
ピアノ🎹をバックに、今回は特に思いをこめて、サラさん、語るように始めて・・・
バックも盛り上げていき、徐々にパワフルに・・・グランド・フィナーレ
そして、場内はスタンディングオベーション
拍手も鳴りやまない中、90分のステージは幕を閉じました。・・・
今回も心洗われる美しい世界を堪能させていただきました。
そして、サラさん、何と言っても元気にパワフルに、戻ってこられて
それが嬉しい限りです。
今回、ゲーム・ミュージック 「サガ エメラルド・ビヨンド」からの曲もフィーチャー
でもそれは、その主人公のアイドルが声を失うという設定ということだそうで・・・
それだけに、今回は特別な思い入れがあったのでしょう。・・・
さて、実は、次に5月19日(日)に名古屋での公演に行く予定・・・
こちらホール公演で、Billboard Liveとは、違う内容
・・・ということで、楽しみですが・・・決して無理はしないでほしい
そう思いながら、この日も東京ミッドタウン🏢を後にしたのでした。・・・